カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その2】
コスタリカ戦
勝って当然の格下チームだったが、 選手起用の面で、私の要望(笑)が仕分けされていた(笑) ◎ 木村沙織を休ませてほしい (疲れているだろうから) ◎ 竹下選手を休ませ、中道選手を起用してほしい (しかし、対セルビア戦の調整が目的なら、セッター竹下で調整(特にコンビネーション)して頃意味があるのかも知れないと思うと、半ば納得 ◎ 濱口選手を、少しでもセッター起用してほしい (まだ、一度も使われていない かわいそう) まあ、いいか ―――― ◇ ―――― 私が昨日推奨した(笑)迫田選手の 【バックレフトまたは、バックライトからのスパイク】 迫田選手は本当にやっちゃった!! 私のブログを読んでいるのか?(笑) オーソドックスにバックセンターからのスパイクも相変わらず安定していたが 余裕が出たところで、バックライトからのスパイク! ところが・・・ なんと、コスタリカにシャットされてしまった テレビの解説者もそう言っている しかし・・・ スローでよく見ると、ボールはネットにかかり、ネットが揺れている コスタリカにシャットされたわけではなかった 単なるスパイクミスである しばらくして、またバックライトからのスパイク これはきれいに決まる 長身の強豪国相手に、これは武器になるだろう ―――― ◇ ―――― 第2セットから江畑選手が代わって出場 なるほど、迫田選手とはタイプが違う 迫田選手の真っ向から思い切っての ー強烈なスピード ー高い跳躍 ー激しいスパイク とちがって ある程度、相手を見て打ち分けるタイプ 安定性がある 重いスパイクなのかも知れない 迫田選手は、身体をしならせて、背筋と腹筋を思い切り使うフォームで打つが 江畑選手は、強い地肩で打つタイプかな? 江畑選手はバックアタックを3本打っていた 解説者達(川合氏と中田久美さん)が ◎ 迫田は高くて滞空時間が長い ◎ 江畑は低いがワイドに打てる と、無難な(笑)両者のバックアタックの比較対照をしていた 「迫田選手は高いが一直線で、ある程度、守備側が予測がつく」 とも言っていたが、それはちがうだろう? ◎ 迫田選手のバックアタックは猛烈なスピードだから、そうそう予測できるものでは無い 気がついたら前衛の頭上を舞っている コスタリカの前衛が追いつこうと両側から手を出して、「ハ」の字になっていたが、その真ん中を打ち抜いていた ◎ 今日、迫田選手は、バックアタックでタイミングの合わないトスをもらったとき、空中で身体をひねって、真正面ではなく、左方向を狙って打っていた こういうことも出来るようになっている この高速バックアタックは、ブラジル男子の高速バックアタックを参考にして、特訓したものだという それを一番、マスターして、高速なのは、やはり迫田選手 その次が、天才・木村沙織 ただし、木村沙織も「迫田のバックアタックはすごいので、私は、彼女から、打ち方を教えてもらっている」と言っている ―――― ◇ ―――― ここで、迫田選手のバックアタックは、日本で、彼女だけというユニークなものだと言うことを、説明しておきたい (えらそうだが) <(_ _)> もちろん、彼女のバックアタックは、高速・高さ・滞空時間がすごいのだが、 ◎ 迫田選手は、他の選手と違って、最後尾のバックラインからスタートするのだ ここが違う 木村選手も江畑選手も、エンドラインからではなく、そこから2メートルほど前に進んだ地点から、スタートを切っている in court をフルに走っているのは、迫田選手だけである ◎ バックアタックで飛びきって、着地する地点は、ネットに触れるほど、スレスレである 着地した脚など、ネットの下から相手コートに出ているかな?という感じである 「オーバーネット」じゃなくて「アンダーネット」という反則は無いの?(笑) 他の選手は、ネットの手前、1メートルぐらいに着地する ここが違う スタートと着地との合計で、3メートルも違う これは、他の誰にも出来ないことかも知れない なぜなら バックエリアを高速で走って、アタックラインで踏み切って、ジャンプ! それから着地するまで、なんと、3メートルをアタックアリア内で空中飛翔する つまり、「3メートル」の「走り幅跳び」と、「走り高跳び」をやりながら、 その最高到達点では、スパイクも打っているのだ!! 余人にはまねの出来ない運動神経とスピードである ―――― ◇ ―――― 前にも書いたように、ワールドグランプリでは、一部で予想されたように、迫田選手が前衛でスパイクを打っても、外国勢の高いブロックにシャットされまくりだった 悪意のあるアンチファンから「ドシャットの女王」などと言う、うれしくないニックネームをつけられたりで、すっかり江畑選手に追い抜かれ、私も小さな胸を痛めていた(笑) だんだん出場機会も限られ、ピンチサーバーでの、一度だけの出場ということもあった 本人も、ずいぶん悩んだはずだが、それでも、くじけずに、彼女の持ち味である「真っ向唐竹割」(笑)と、「思い切りの良さ」を失わなかった これは薩摩娘の一途な性格から来ているのだろう ―――― ◇ ―――― ◎ それに、私の推測だが、多分、高速バックアタックでの練習がヒントになって、前衛でのスパイクの打ち方が進歩したのだろう ◎ それに、全日本のトレーナーの話では、「春以降、5センチはジャンプが高くなったはず」と言う この、「高さと滞空時間が増した」ことが、前衛でのスパイクに余裕を与え、「ドシャット」をくわなくなったのではないだろうか? もっとも、今まで対戦した「高い強豪のブロック」は、ポーランドだけ 今日の、もっとも背の高いセルビア戦で、通用するか? 注目であるし、不安でもある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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