世界の大手石油取引会社、原油価格はすぐには回復しないと予想
Bloomberg 19 時間前 (ブルームバーグ):世界の大手独立系石油取引会社は、 ● 原油 供給が来年も需要を上回り、 ● 価格は2017年まで上昇しない可能性がある との見方を示した。 予想通りならエネルギー資源の豊富な国々の見通し は暗そうだ。 石油輸出国機構(OPEC)は4日にウィーンで総会を開 き、生産方針について協議する。 石油取引各社の市場見通しは、 OPECと石油業界全体が08年 の金融危機後よりも長期にわたって 価格低迷に耐えなければならないこ とを示唆している。当時は1年以内に価格が回復した。 独立系石油取引会社最大手ビトル・グループの幹部、クリス・ ベーク氏は ● 「在庫の積み上がりが引き続き市場を圧迫し、 ● 価格が17年に かけて現行レンジを超えてくる可能性は低い」 と指摘する。 指標となる 北海ブレント原油は過去半年間、1バレル=43-65ドルで推移してい る。 サウジアラビアやイラク、ロシアなどが市場シェア確保に向け フル生産する中、トラフィギュラやガンバー・グループなどの石油取引 会社も同様の見通しを示している。 ● OPECは4日の総会で生産方針を 維持すると予想されるほか、 ● イランは来年、生産枠にかかわらず増産す ることを計画しており、 ● 過剰となっている原油供給はさらに膨らむ見通 しだ。 トラフィギュラのチーフエコノミスト、サード・ラヒム氏は ● 「16年には在庫が世界的に積み上がると予想している。 供給過剰が来年 も続くのは間違いない」と述べた。 ガンバーの調査責任者、デービッド・ファイフ氏(ジュネーブ 在勤)は ● 「16年にはイランの増産が上値を抑える可能性が高い」と指摘 した。 原題:World’s Top Oil Traders Don’t Expect Recovery Any Time Soon (1)(抜粋 ―――― 私の感想 ―――― イランが妥協したのも ● 経済制裁を逃れる ● 原油を販促したい この目的があったため 私も予想した事だが イランの増産によって 原油価格は、当分、横ばいまたは低下 日本経済にとっては、またもない、有りがたい話 しかし これを逆に考え 長期で考えれば、いずれは化石燃料は枯渇する その時の日本経済の状況は?と考えるとゾッとする エネルギー無しの経済などあり得ない 原発反対でも、背に腹はかえられないのだ 小泉親子なんて、その辺は考えていないんでね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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