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記事 敗者が100万票以上リード=民主に制度見直し論-米大統領選 時事通信 11/16(水) 14:38配信 【ワシントン時事】米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート」によると、8日に行われた米大統領選の開票で、民主党候補だったクリントン前国務長官の 得票数でのリードが15日、100万票を超えた。 民主党内では、選挙結果は民意を反映していないと批判し、大統領選挙人制度の見直しを求める声が出ている。 米大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。 ただ、選挙人の割当数は完全には人口に比例しておらず、2州を除いて、得票1位の候補がその地区の選挙人を総取りするため、得票数と獲得選挙人数の逆転が起きることがある。 同リポートの集計では、クリントン氏は15日夜の時点で6231万8079票を獲得している。これに対し、共和党候補だったトランプ次期大統領の得票数は6116万6063票。 しかし、獲得選挙人数ではトランプ氏が290人で、232人のクリントン氏を上回っている。 米メディアによると、得票数と獲得選挙人数の勝者が食い違ったのは史上5例目。開票作業はまだ続いており、 クリントン氏のリードは最終的に200万票を超えるとの推計もある。 民主党のボクサー上院議員は15日、声明を発表し、
「選挙人制度は時代遅れで、非民主的だ」と強調。 選挙人制度を廃止し、得票数で勝者を決められるようにする憲法改正案 を上院に提出した。 ただ、共和党内で賛同する声は出ておらず、成立の可能性は極めて低い。 ―――― 私の意見 ―――― 要するに、米国の奇妙な「選挙人制度」がトランプに勝利をもたらしたのである ではなぜ この様な選挙人制度が米国大統領選では採用されているのか? その理由を説明しよう ―――― ◆ ―――― ○ ひとつには 米国が広大な国土を持ち 全国民の投票を一度に集計する事が物理的に困難であった と言う時代の背景がある したがって、全土は一度には無理だから、州単位で・・・と言う二段方式になった訳で ○ もうひとつには 町人・農民までが、読み書きソロバンが出来たという脅威の literacy を誇った江戸時代の日本人とは反対に、 文盲のカウボーイの集団である米国人(笑) に記述式の投票をさせることは無理だったので その代表者として、米国人としてはインテリな選挙人を選んだ という、二段構えの選挙制度になったのだ ○ この様に ■ 州単位 ■ 選挙人制度 という ふたつの二段階性の制度が、 遅れた国という歴史的な背景をを抱えた、世界に冠たる(笑)米国 ---- 今回の結果のあと みなが、急に、【トランプの勝利】を絶対の事実のように語り出した 特に、最初からトランプの勝利を確信していたという木村太郎などは 有頂天になってテレビでしゃべりまくっている しかし、ちょっと待てよ、君たち! トランプの勝利は 【州単位・選挙人制度と言う奇妙な時代錯誤な制度】が生み出した 括弧付きの勝利だったのだ それを先ず認めるのが筋だろう となれば ○ トランプの勝利 ○ ヒラリーの敗北 これが無条件の事実である訳では無いのだし 得票数では、ヒラリーの明白な勝利なのだ 普通は投票数でしょう!! ただ、旧弊な米国大統領選挙制度 これが、事実をゆがめただけなのだ まあ、日本の浅薄なメディアは、このことには、触れない 知らないから 分析できないから なんだけどね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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