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カテゴリ:音楽スタジオ(スタジオ0724)
堺の登美丘高校のダンス部が昨年紅白歌合戦に出て一躍有名になっていますが、堺以南の泉州エリアの高校ではダンスが非常に盛んで全国トップレベルがいくつもあります。
弊社「スタジオ0724(貝塚市名越661 072-446-0798 トランクルーム貝塚 別館1F)」にも多くの高校生ダンサーが来られます。 泉州エリアの高校軽音楽部も部員がどこも多く、ダンス部と一番人気を争っているようです・・・ 軽音学部も多いところは120~130人、少ないところでも30人。 平均50~80人くらいでしょうか・・・ 今の公立高校は3学年全体の生徒数が1000人くらいで、その内軽音楽部(バンド)とダンス部だけで100人~200人というのはスゴイ数字だと思います。 これって驚くことに、ポピュラーやロックを中心とした軽音学部と同じ音楽系の吹奏楽部とかオーケストラ部とかクラシックギター部とかジャズバンド部とかコーラス部とかフォークソング部とかが入っていない数字なので、如何に音楽をヤッテいる高校生が多いかという証明です・・・(驚)。 我々1970年代前半に高校生だった頃は、軽音学部なんてどこの高校にもありませんでした。 その後フォークソング部から分かれて軽音楽部ができた高校が多いようで、軽音学部なんて当時は大学生から始めるものでした。 しかし当スタジオも会員数が750人を超えましたが、そのうち高校軽音部の利用が約50%(一部吹奏楽部利用あり)。 利用料金が22畳もあってオールタイム(時間帯関係なく一律)一般が1時間1500円(1部屋3人~10人まで)のところ、高校生は1時間1000円という特別料金なのがウケているかもしれません(大阪最安値)。 そして20%が20代で、ナンと!計70%のお客さんが10代と20代のバンドのお客さんだったのです・・・ 残り20%が30代~70代のシニアバンドで、10%がダンス系(ジャズ&ファンク、ヒップホップ、キッズダンス、フラ、タヒチアン、フラメンコ、エアロビクス)のお客さんです。 その他、たまにですが和太鼓や結婚式の2次会の余興の練習とかもありますねェ・・・ 正に、想定外のイロンナ利用方法に驚かされます・・・(笑)。 やはり「大は小を兼ねる」で、建築費も余計に掛かりましたが無理して大きなスタジオを作ってヨカッタと思います。 まァしかし、高校生の内60~70%が女子です。 JKバンドがダンス部以上に多いのです。 正に、泉州の女子高校生は音楽とダンスに燃えているのです。 このスタジオの仕事をして、若い女性のパワーと能力を見せつけられました。 世界の男女平等ランキングが144カ国中114位という日本女性の悲惨な現状を考えれば、もっと女性の社会進出を法律的にも緩和すれば、日本の将来の明るさが見えてきます。 能力ある女性が社会で活躍できる場所をドンドン作り、仕事が出来ない男性は適性を考えて他の分野で活躍できる場を探してもらうのです・・・ ダンス部の高校生(全員女子)は弊社スタジオではダンスしかしませんが、軽音部の女子高生は楽器演奏に飽きるとたまにダンスを始めます・・・(笑)。 弊社スタジオは22畳と大阪でも最も広い音楽スタジオの部類に入り、前面ミラー貼りだからこそできる芸当なのです。 ダンスだけでなく、文化祭の練習なのか2人で漫才を始める事もあります・・・(笑)。 東京のリハスタでは考えられない事です・・・(笑)。 オモシロいですねェ・・・この流れ。 こんなスタジオの遊び方(利用法)、聞いたことありません。 広い音楽スタジオである弊社スタジオならではの遊びかも知れません。 正に、弊社スタジオのキャッチフレーズ「Music&Dance」です・・・(笑)。 ダンスも出来る22畳の大型音楽スタジオを経営している私だから実感できるのだと思います。 しかし、何故これほど泉州エリアの高校生はバンドとダンスに夢中なんでしょう・・・? 勿論、大阪は東京に次ぐ日本第2の都市で、情報と環境はバッチリです。 それと、東京は地方からの流入者が多いですが、大阪南部の泉州エリアは大阪市内や北摂と違って先祖代々住んでいる土着民が多く昔から盆踊りとだんじり祭りが盛んなエリアで、その血がDNAに組み込まれているのでしょう・・・(笑)。 3歳の孫娘が誰も教えていないのに、保育園に迎えに行くと「ソーリャ、ソーリャ・・」と1人騒いでいるのを見て苦笑いしました・・・(笑)。 去年の祭りで、目の前5メートルでだんじりの「やり回し」を見せたのが開眼させたのか・・・? 早速「明日ソーリャ行きたいから、黒い服(名越の黒い法被)買って・・・」とねだられました・・・(笑)。 そういう日本古来のだんじりと盆踊りという立派な音楽とダンスの文化が泉州に受け継がれてきましたから、その子孫である高校生らにも知らず知らずのうちに伝わっているのでしょうねェ・・・ まァ、音楽とダンス・・・この2つは密接に関わっていますし切っても切れない関係です。 無音のダンスは考えられませんし、演奏や歌を歌いながら踊るのは自然な姿です。 今の老人ホームでは、脳の活性化で童謡などの音楽を聴かせるのが有効と言われていますが、80代の入居者の時代背景を考えると、彼らが子供の頃は戦争前か戦時中です。 童謡くらいしか音楽はなかったのです。 しかし、10年後の老人ホームのメインは戦後すぐに生まれた団塊の世代です。 彼らの子供時代や青春時代を考えると、老人ホームで「チーチーパッパ・・」と童謡を聴かせるのには無理があります。 1960年代前半の歌謡曲ブームから、ビートルズやベンチャーズといったワールドワイドな影響を強く受け、日本独自の空前のGS(グループサウンズ)ブームの洗礼を受けています。 これが、老人ホームの脳の活性化に影響を受けないはずがありません。 当然、10年後の老人ホームはGSサウンズとゴーゴーダンスをやっているに違いありません・・・(笑)。 そして、その10年後の我々の世代が老人ホームに入る頃は、洋楽ロックやサタディナイトフィーバーの影響で、老人ホームはヘビメタかロックでノッテるかディスコと化しているでしょう・・・(笑)。 人間は年を取って老人になると子供に戻ると言われていますが、そう考えると、戦争を知らない団塊世代以降の幼少期に豊かな音楽文化に育ったこれからの世代は、音楽による脳の活性化でこれまで以上に益々寿命が延びることでしょう・・・ 最近「人生100年」とよく言われていますが、正にそういう事も大きな要因だと思いますし、戦後自由主義に方向転換しイロンナ欧米文化を一生懸命輸入していた我々が育った昭和20年代から40年代は日本は文化的に豊かだった証拠だと思います。 まァ老人ホームも、入居者(お客さん)の時代背景を考えて経営しないと生き残れないという事ですし益々商機が増える事でしょう・・・ という事で、音楽スタジオを始めてイロンナ新しい事を経験させてもらって、私の人生が広がりました・・・(涙)。 決して儲からないどころか、実質赤字のビジネスですが、もう完全にビジネスを超えています・・・(笑)。 赤字を補填するために、改めて不動産仲介業にもっと力を入れなければ・・・と逆に反省させられました(笑)。 そしてこれからも、陰ながら若い高校生らのバンドとダンスの練習場所として応援したいと思います。 彼らが高校を卒業した後も、できるだけ音楽とダンスを続けて行って欲しいですねェ・・・ そんな続けるキッカケに、弊社スタジオがなれば言うことなしですし、私の切なる願いです。 欲を言えば、今年中に会員数1000人を突破すれば(現在760人)、来年には第2スタジオ(Bスタ)増設が具体化しそうです・・・ まァ、そんな刺激的な毎日を過ごしながら人生の後半戦を生きているのですが、特に客が少ない早朝にこのところ毎日1時間くらいドラムを叩いています。 今の課題曲が左足のハイハットを使いますので、これで両手両足を使いボケ防止と身体に適度な運動だと喜んでいる今日この頃ですが、出来れば1年以内に何処かのロックバンドからお呼びが掛からないかと淡い期待を抱いている自分がソコにいました・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.16 05:42:35
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