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June 18, 2014
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カテゴリ:東欧・ロシア映画
みなさん、こんばんは。
監督の父親が犠牲者の一人であった映画カティンの森を見ました。


カティンの森
KATYN

第2次大戦下、ソ連の捕虜となった1万人を越えるポーランドの将校がカティンで虐殺された。しかし冷戦後、ポーランドに対して影響力が強かったソ連は、その行為自体をナチスドイツによるものと発表する。ポーランドで長い間タブーとされていた事件を、殺される将校達とその家族、知人達の行動を中心に描く。

捕らわれたアンジェイ大尉と行方を探していたアンナは再会を果たすが、逃亡を潔しとしないアンジェイは、他の将校たちとソ連の軍用列車で東へ連行される。一方アンナは苦労してクラクフのアンジェイの両親のもとに戻るが、大学教授の義父はドイツに逮捕され、収容所で病死する。

クリスマス。捕虜となった将軍の妻ルジャは、夫の不在による孤独をかみしめている。無事の帰還を望んでいたが、1943 年、ドイツが発表したカティンの犠牲者リストに夫の名があった。ドイツは、ソ連の虐殺行為を非難するプロパガンダの文書に署名するように説得するが、ルジャは拒否する。

ワルシャワ蜂起に参加したアグニェシュカは、戦後、カティンで発見された兄ピョトルのロザリオを受け取る。彼女は兄の墓碑をつくり、そこに「1940 年カティンに死す」と記した。彼女は反ソ宣伝の罪で逮捕され、アンナが加工した写真が飾られた墓碑はめちゃめちゃに壊される。

捕虜生活のなかで、イェジはアンジェイに自分の名前が入ったセーターを貸す。そのためにアンジェイの死がイェジと間違えられていた。生き残って戦後、親ソ ポーランド軍将校となった彼は、ソ連側の公式見解を繰り返す。しかし大将の妻ルジャに裏切り者と糾弾され、耐えられずに自殺してしまう。

父親を虐殺されたアンナの甥タデウシュは、レジスタンス活動をしていた。戦後、美術学校入学の手続きに行った帰り、ソ連を受け入れられない彼は、秘密警察を挑発し、警察の車にひき殺されてしまう。

前半は戻ってこない兵士とその死が明らかにされる様子、後半はその死の真相を明らかにしようとする遺族と彼等を阻む勢力、そしてラストシーンに彼等がどのようにして殺されていったかという映像が流れる。実父をこの事件で亡くしたポーランドのアンジェイ・ワイダ監督が映画化。第80回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートをはじめ、世界各地の映画祭で高く評価された。尊厳を持って扱われるべき生と死が、これほど軽んじられた例はない。もっと恥ずかしむべきことは、真実を隠して罪を他人になすりつけたことだ。隠したという事は、悪事であったことを告白したようなものである。次から次へと頭を撃たれ、そして床の血がごしごしとこすられて、また別の兵士がやって来る。もっと高位の将校は現場に連れていかれてその場で銃殺され、穴に落とされる。ベルトコンベア式に死体が積まれ、機械的に処理していく兵士たちは何も感じなかったのか。
もし感じなかったのであれば、そうさせてしまう国家とは恐ろしい。










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最終更新日  October 14, 2019 06:08:24 AM
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