映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。私は最近退職の日を迎えたのですが、ある人がこっそり自分の秘密です、と言ってご家庭の事情を知らせてくれました。
まったくそういうことを感じさせなかったのでびっくりしましたが、信頼して頂けて嬉しかったです。人生って自分だけのものじゃないから苦しいけど、その反面喜びもあるんですね。
さて、こちらは大切な伴侶を失った小説家が主人公の映画です。

最高の人生のはじめ方
THE MAGIC OF BELLE ISLE

出演
モーガン・フリーマン　ケビン・ポラック　ヴァージニア・マドセン　マデリーン・キャロル

監督＆脚本
ロブ・ライナー

音楽
マーク・シェイマン

　　有名な小説家モンテ・ワイルドホーンも、今ではアルコールにおぼれ創作意欲を完全に失っていた。孤独な毎日を過ごす彼に、甥のヘンリーは避暑地で夏を過ごすことを提案。モンテは美しい湖畔にあるキャビンを訪れるが、その隣家へ魅力的なシングルマザーのシャーロットが三人の娘を伴ってやってくる。

　モンテを載せた車の外で、ひらひらと空から降って来るものが。「何が降ってる？What's all that crap on the windshield? 」「山火事の灰It's ash from the fire.」「そんな所で私を？ This is where you're bringing me?」「家賃は無料だIt's rent free. 」「どうせ焼けるから？ Before or after it burns down? 」

　これが甥に連れられてベル・アイルにやってきた時のモンテの第一声。嫌味たっぷりで、このあと「酒が欲しい」と言ったり、世話することになっている犬が出ていくと｢帰ってくるな｣と声をかけ、勝手に名前をリンゴから代えてしまう。愛きょうたっぷりな男性も演じられるフリーマンにしては、意外な登場。でもここからの変化がいい。物語を作ることに興味しんしんの3人姉妹の次女に書いた童話がきっかけで、シャーロットのハートまで射止めてしまう。シャーロットは彼のために深夜にピアノを弾き、モンテはじっと音色に聴き入る。若い時と違って性急に進むのではなく、穏やかに形成されていくひと夏の恋が、やがてモンテにとってかけがえのない絆になってゆく。

　余命6か月の男性二人が‘やりたいことリスト’の中身を実行していく『最高の人生の見つけ方』の主演コンビが再び組んだので<最高の人生の>が邦題に入っている。一度「自分の人生終わった…」と意気消沈していた男性が魅力的な女性と、これから青春を迎える娘達との付き合いで再び生きる力を取り戻していく喪失＆再生ストーリー。




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