映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。昨日東京に初雪が降りましたよ。今日は大変だと思いますよ。
映画居眠り磐音
​を見ました。

居眠り磐音
Inemuri Iwane

出演
松坂　桃李　橋本　じゅん　芳根　京子　木村　文乃　中村　ゆり　財前　直見
陣内　孝則　西村　雅彦　石丸　謙二郎　山本　浩司　和田　聡宏　佐井戸　けん太
ベンガル　波岡　一喜　柄本　明　柄本　佑　杉野　遥亮　佐々木　蔵之介　奥田　瑛二
谷原　章介　中村　梅雀

原作
佐伯泰英

監督
本木克英

脚本
藤本有紀

　3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに九州・豊後関前藩に戻った。琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、磐音もまた、琴平と舞の妹である奈緒との祝言を控えていた。しかし、妻の舞が不貞を犯したという噂を耳にした慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎之助本人をも斬るという事態に発展。磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう命じられてしまう。2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた磐音は、許婚の小林奈緒を残したまま関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすこととなる。江戸で長屋暮らしを始めた磐音は、長屋の大家・金兵衛の紹介もあり、昼間はうなぎ屋、夜は両替屋・今津屋の用心棒として働き始める。春風のように穏やかで、誰に対しても礼節を重んじる優しい人柄に加え、剣も立つ磐音は次第に周囲から信頼され、金兵衛の娘・おこんからも好意を持たれるように。そんな折、幕府が流通させた新貨幣をめぐる陰謀に巻き込まれ、磐音は江戸で出会った大切な人たちを守るため、哀しみを胸に悪に立ち向かう。

NHK時代劇でヤマコーさんこと山本耕史が主演していた作品の映画化。ヤマコーさんより桃李の方が声も印象もソフト。原作はシリーズ化されており、映画は初めの部分のみ。“浪人に身をやつす”とある通り、一見冴えない風貌だが、一たび剣を取ると無敵、それでいて最愛の相手とは結ばれないという心の傷を抱えている主人公というのは、時代劇ヒーローの王道を踏襲している。本作には柄本親子が出演していて二人の共演場面はないが、桃李は二人を斬る立場にある。柄本佑は磐音の親友で、妹を殺されたことから凶行に走る、いわゆる狂気を秘めた悪人。柄本明は剣の腕はなく、そのかわりに用心棒をはべらし、権力の悪と結びついている。本来剣で斬って捨てるべき悪ではなくお裁きを受けさせる身であるが、両方とも正義の味方磐音が斬る展開になっている。



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