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テーマ:DVD映画鑑賞(14139)
カテゴリ:アメリカ映画
みなさんこんばんは。大英博物館は、パルテノン神殿の大理石彫刻の一部をアテネに返還するため、ギリシャ政府と交渉中であることを明らかにしました。今日もトニ・コレット出演作品を紹介します。
映画500ページの夢の束を見ました。 500ページの夢の束 PLEASE STAND BY 監督 ベン・リューイン 出演 ダコタ・ファニング トニ・コレット アリス・イヴ 『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉・オードリーと離れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティの協力を得てアルバイトも始めた。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて。 実はウェンディがこんなに頑張っているのは、姉オードリーに一人でもちゃんとやっていける所を見せて、一緒に暮らしたいからだ。というのは直前に オードリー「Wendy, please don't do this now.」 ウェンディ「I have a job now. I can get there all by myself. Ask me any question, and I'll give you the right answer.」 「Please, stop doing this. 」 「I can take care of myself now. So, I'm ready to go home with you. And I can help you take care of Ruby. 」 「Wendy, you can't. You can't take care of a baby. 」 「How do you know? How do you know I can't? 」 「Wendy, please listen. 」 「Wendy: I'm ready to go home now, Audrey. I wanna go home. I'm ready to go home now. 」 オードリーとの面談があり、ウェンディの様子を見た彼女は、とても赤ん坊のいる家に彼女を連れてこられないと決めてしまうのだ。台詞だけを追っているとわからないが、ウェンデイはこの間、かなり余裕を失って怖い雰囲気になっている。本人に自覚がないので、オードリーの感じている恐怖が伝わらず、かくして姉妹は決定的にボタンを掛け違えてしまう。 映画はほぼウェンディのロードムービーだ。少し抜けている所のあるウェンディから、ずるい連中はあっという間に奪っていくが、もう一方で見知らぬ人の善意も描かれる。大冒険をやり遂げたことでオードリーの見方も変わる。もともと妹が嫌いで受け入れを拒絶したわけではないのだ。トニ・コレット演じるカウンセラーがいい。プライベートでは思春期真っただ中の息子とぎくしゃくしているが、仕事には勿論持ち込まず、スタトレおたくのウェンディにちゃんと付き合ってあげるし、姉妹の間を何とか繋ごうと努力する。これだけ親身になってくれるカウンセラーと当たった人は、とても幸せに違いない。 500ページの夢の束 [ ダコタ・ファニング ]楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 21, 2023 08:27:09 AM
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