映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさんこんばんは。岸田文雄首相は30日の衆院予算委員会で、育児休業中の人たちのリスキリング（学び直し）を「後押しする」とした自らの国会答弁が批判されていることについて、「あらゆる（ライフ）ステージにおいて、本人が希望したならば、リスキリングに取り組める環境整備を強化していくことが重要だという趣旨で申し上げた」と釈明しました。
映画空母いぶきを見ました。

空母いぶき
Aircraft Carrier Ibuki

​監督
若松　節朗

脚本
長谷川康夫　伊藤和典

出演
西島秀俊　本田　翼　土村　芳　斉藤　由貴　佐々木　蔵之介　小倉　久寛　玉木　宏
高嶋　政宏　戸次　重幸　市原　隼人　片桐　仁　和田　正人　山内　圭哉　加藤　虎ノ介
横田　栄司　袴田　吉彦　中井　貴一　村上　淳　吉田　栄作　益岡　徹　佐藤　浩市
村上　淳

　国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で国民の命と平和を守るため奔走する者たちの姿を描く。世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣するが。

　日本初の原潜「シーバット」の艦長海江田四郎が突如艦内で全乗員と反乱を起こし米海軍の監視から姿をくらまし逃亡。以降、海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を名乗る。さらに出港時「シーバット」は核弾頭を積載した可能性が高い事が発覚し、米大統領、日本を含めた世界中が、核を使用するのか危ぶみながら「やまと」と対峙する中、海江田は同僚にも誰にも真意を明かさず周囲をあっと言わせる行動に出る。ポーカーフェイスで、好戦的と見えながら平和を誰より希求する。原作者が同じ『沈黙の艦隊』の海江田と、今回のいぶきの艦長秋津はキャラクターとしてよく似ている。しかし『沈黙の艦隊』よりも、実際に中国が尖閣諸島にちょくちょく顔を出すニュースを目にすることが多い現代では、今回発端となる尖閣諸島中国人上陸事件の方がよりリアリティがある。また、真実の報道に拘る報道、国民を混乱させないために情報統制を行いたい政府、両者の間でバランスを取る秋津と思想を越えて協力できる所、相容れない部分がより鮮明になっている。専守防衛の在り方について問題提起しているせいか、防衛大臣がやたら好戦的なキャラクターになっていた。総理大臣は良心的。

　それにしても敵を倒すシチュエーションでは誰しもアドレナリンが出まくるのか、男性陣やたら威勢がよくなる。国内の国民の反応だが、報道陣ががんばっている割には街角でニュースを見ている人達や、コンビニに殺到する人、居眠りしていて今回の事を全然知らない中井貴一さん演じるコンビニ店長など反応が限定的だった。


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