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December 6, 2023
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カテゴリ:フランス映画
みなさんこんばんは。X JAPANのベーシストHEATHさんががんで亡くなりましたね。
映画​私は確信する​を見ました。

私は確信する
Une intime conviction

監督&脚本&脚色&原案
アントワーヌ・ランボー

出演
オリビエ・グルメ マリナ・フォイス

 スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。数々の証言や疑惑により、大学教授の夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するシングルマザーのノラは、彼の無実を勝ち取るため、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。自らアシスタントとなったノラは、事件の調査を進めていく。食い違いを見せる、刑事、ベビーシッター、スザンヌの愛人らの証言。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。

 2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。

 「夫(妻)が死んでいれば、相方を疑え」というのが警察の鉄則であるのは、皆もよく知っている。そして大概その予測は合っている。しかし今回の場合、そもそも妻が死んだかどうかもわからない。失踪である。子供ではなく、大の大人が失踪するなら、まず、自分の意思によるものと疑うべきだ。「子供を置いて出ていくはずがない」というのは、思い込みでしかない。ならば、そもそも殺害容疑で逮捕するものではなく、裁けない。それでも裁判になってしまった所が問題である。

  モレッティ弁護士がしつこく主張するのもその点である。裁判は犯人探しではなく、不当に犯人と名指しされた夫の無罪証明が主眼だ。しかしマスコミが騒ぎ立て、この事件に夢中になった人々も、モレッティに弁護を依頼したノラもまた、探偵と化してヴィギエ家のプライバシーに踏み込んでいく。

 容疑者とされてしまったスザンヌの夫ジャックが、声高に反論するタイプでないことも、マイナスイメージに転化する。突然の事態に戸惑っているだけなのだが「太々しい」「反論しないのは何かあるからだ」と思われてしまう。「推定無罪」こちらも原則であるが、しばしば忘れられがちだ。一旦火のついた世論は誰も止められない。しかし、姿なき民衆を裁くことは誰もできない。映画で裁かれているのは、実は責任を取らない立場から、あれこれと悪意による中傷を繰り返す民衆である。我々がその一人になる危険性に、警鐘を鳴らしている。一人でも多くの人に響くといいが。



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最終更新日  December 6, 2023 07:01:16 AM
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