三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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４時半開演です。
役者さんたちは、花道から賑やかに入場してきます。

「今夜はコメディ、悲劇は明日。笑っていただきます。」との、
愛之助さんの口上と歌でオープニングです。

世界各地から集めた娼婦の紹介シーンが、目をひきました。
ダイアモンドユカイさん最高！

前半は８０分ですが、家内の感想は吉本新喜劇みたいというものでした。
ちなみに彼女が直近に見たのは、朝ドラのシャーロットさんがでた「シカゴ」です。
ブロードウェイキャストの東京公演です。
ロンドン・ウエストエンドで観た娘とともに渋谷に観に行き、
久しぶりに本物のミュージカルを観たと言っていました。
シャーロットさん以外は、みんな素晴らしいスタイルとダンスだったとか。
いくらなんでも吉本新喜劇よりはましでしょう。

危機一髪の愛之助さんのセリフで、休憩です。





休憩時間は、３５分です。
ブロードウェーの劇場ならシャンパンを楽しめますが、新橋演舞場はそんなおしゃれな
雰囲気はありませんでした。

館内は騒々しく暑かったので、外に出てカフェドクリエ・ギンザ７丁目店で
コーヒーをいただきました。

この辺は銀座と言っても、オフィイス街です。
隣のテーブルはデートかなと思ったら、転職のハンティングでした。





後半は、５０分です。
前半に比べて絞まった展開で、一気にラストのハッピーエンドに向かいます。

歌舞伎役者、ロック化歌手、声優、俳優が入り乱れる言わば異業種格闘ミュージカルだそうです。
そういえば演出の宮本亜門さんは、カラオケバトルのコメンテーターでしたね。
前作の狸御殿では、城南海さんやオペラ魔女を出演させていました。

平野綾さんは身請けされるバージン娼婦役ですが、同じ扮装をしたルー大柴さんと
松田美由紀さんとの３人が入り乱れて交わるシーンは、最高におかしかったです。
久しぶりにドタバタ劇を楽しみました。

愛之助さんとルー大柴さんのあやしいナンバーも楽しかったです。

花道を何度も通る徳井優さんは、歌わなくとも踊らなくとも存在感抜群です。
比呂役の内博貴さんの全裸入浴シーンもあります。

そういえば、昔NYで「オー・カルカッタ」を観ました。
ステージで全員が裸になるあの有名なミュージカルです。
今の日本なら上演できる？







続きます。