三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

続きです。

市村さんの舞台はどれもみなおかしかったですが、一番笑いを取っていたのは
軍人のバーソロミューでした。

私が好きなのは、慈善活動家のヒヤシンスです。
エジプト、インド、そしてアフリカと慈善の押し売り旅の様子が、とてもおかしかったです。

６８歳にして初めての役に挑戦です。
お子さんが小さいとはいえ、胃がんを克服してのこの活躍はすごいですね。

高島政宏夫人のシルビア・グラブ（４２歳）さんは、お色気いっぱい
ウエンツ相手のキスシーンが何ともいやらしかったです。
ハーフ同士で息があった？

一方、小川平吉の血を引き宮沢元首相の孫の宮沢エマさんは、貴族にふさわしい役どころ？
高音パートが多い歌で苦労したとか。
年のせいか聞く方も苦労しました。
シルビアさんとの掛け合いは、もうひとつかな。
まだ２８歳なので、これからですね。


午後６時半からのスタートで、２０分の休憩をはさんで９時２０分の終演でした。
２時間５０分とブロードウェイのものより３０分長いです。
さらにカーテンコールも５回と大サービスでした。

観客の９割は女性で、休憩時間には長い長いトイレの列ができていました。
劇場内のトイレは全部女性用にして、男性は外でという対応はできないものかと思いました。
帝劇の時は、家内とふたりで東京会館をお借りしました。
新橋演舞場は、外のセルフカフェにコーヒーを飲みにいったついでに。
ここならとなりの帝国ホテル？





ちょっとはみ出た舞台です。
オーケストラピットは、右奥です。
素晴らしい演奏をたっぷり聴かせていただきました。

日生劇場は、村野藤吾の設計で1963年9月竣工です。

劇場の中は壁も天井も全て曲面で構成され、壁面はガラスタイルのモザイクで
青・赤・ピンク・白・金の色が鮮やかであり、
天井には色付きの石膏に二万枚と言われるアコヤ貝が貼ってあり、
他の劇場には無い独特の幻想的な雰囲気を生み出しています。　（HP)






素晴らし劇場で楽しいミュージカルを観て、中央線で家路につきました。
しめは吉祥寺の日高屋で３９０円のらーめんをいただきました。
この日のチケット代は、半額でひとり６５００円。
お財布にやさしいミュージカル鑑賞でした。