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テーマ:お酒大好き(5105)
カテゴリ:日本酒
名前は横文字でも、造りは生もと純米。杜氏はイギリス人のフィリップ・ハーパー氏。
この人、名門オックスフォード大学の卒業で、日本に来て中学校の英語教師をしていたところ、日本酒の美味さにはまってしまった。 そして奈良の「梅の宿」や茨城の「郷の誉」などで蔵人として働き、南部杜氏の資格試験に合格したというから相当ハマッタ本物の人。 現在は京都府京丹後市の木下酒造で、生もと、山廃といったこだわりの酒造りに励んでいますが、長い日本酒の歴史の中で、おそらく全国新酒鑑評会で金賞を受賞した初めての外国人でしょう。 今回の「Time Machine」は、裏ラベルに書かれているように、「この酒は300年前の手法によって仕込みました。現代の酒造りでは考えられない甘さ、豊富な酸、アミノ酸の組合せが不思議なハーモニーを生み出しています。過去からやって来た美味しさを楽しんでください。」ということが名前の由来らしい。 ご覧の通り、日本酒度-72、酸度3.2、アミノ酸度5.6、精米歩合88%、という飛びぬけた強烈さです。 飲んでみると本当に甘口ワインのようなフレーバーで、日本酒であることを忘れてしまいます。 ラベルは日展評議員の日本画家・坂根克介氏(蔵元の義兄)によるもの。(時計の絵ですね。) なぜ「玉川(TAMAGAWA)」かというと、蔵の近くを流れる川が、玉砂利を敷き詰めたよおうな綺麗な(=玉)川ということで命名したとのこと。 蔵元では「アイスクリームにかけて食べると、笑ってしまうほどおいしい」と言うので、次回は是非ともそうしてみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/01/18 12:19:29 PM
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