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カテゴリ:日本酒・千葉県
豊富な地下水に恵まれた君津市の内陸部にある久留里は、江戸時代末期には上総掘りによって掘られた井戸が多く造られ、現在は環境省による「平成の名水百選」に選定されている。
当然、酒造業にとっても好立地である。 そうした土地柄に蔵を構える藤平(とうへい)酒造は、創業年が享保元年(1716年)と300年近い歴史を持つ。 造り手は3人、石高は約300石という小ぶりな蔵だけに、手造り感にこだわる。 「淡麗旨口」とでも言うのだろう、飲みやすいノド越しながら旨味がほど良く載っている。 兵庫県産の山田錦を50%精米し、モロミを酒袋に入れて一昼夜かけて滴り落とさせて搾った贅沢な一本。 綺麗だけど、つまらない酒ではないところが酒好きの心を惹きつけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/05/22 04:20:29 PM
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