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カテゴリ:講演を聞く
同友会郡山地区8月例会 「白いそばの花に魅せられて 波乱万丈 泣き笑い36年」 報告者:唐橋 宏さん (会津きり屋 代表取締役 同友会会津地区理事) お客さまに感動していただくには、気配りがいる。 お客様に喜んでいただくには、そば本来の味の追求。 当初は出前6~7割、ラーメンや丼ものまでやっていた。そば専門でやるのに15年かかった。 昔勤めていた農協の仲間がそばを集めてくれた。 桐屋の屋号は、生まれ故郷の山都は桐の産地、山都の桐は畑に植え、そこに蕎麦を育てた。日本一の桐にあやかって屋号を桐屋と名づけたそうです。 限定商品の飯豊権現そば(1、500円)は蕎麦の1割しかとれない。会津頑固そば(1、300円)もこだわりの蕎麦。もったいつけて限定商品にしている。おかげさまでその2つの限定商品は売り上げの6割を占める。 限定商品はドラマがないとだめ、ポエム・ストーリーにする。 店舗をつくったとき売り上げの4倍の借金をした。年間1200万円の売り上げのとき、銀行から5000万円借りた。 返済は月90万円、年間売り上げ1200万円から960万円もっていかれたわけです。残りそばで食つないだものだそうです。途中銀行からも200万円、300万円と借りもしました。 おかげさまでこの9月からイトーヨーカドー・ヨークベニマルで桐屋のそば乾麺が並ぶ。 若いころは仕事一途だったので、60代が青春、好きなことをやっていきたい。 恩返しのつもりで山都の村おこしをやっていたら、マスコミ・メディアが取り上げてくれた。 まかせられる蕎麦屋になるには5年かかる。蕎麦打ち以外の勉強は、同友会仲間の渡辺先生に伝えてもらっている。 今回の例会の講師に唐橋さんを推薦したのは実は私だったのです。 当初、他県の地域活性化講師を想定していたのを、県内の同じ同友会仲間の中に、政府から観光カリスマ認定され、他県から村町おこしの講師として注目されている唐橋さんのことを知ってもらいたかったこともあります。 3年前、国土交通省の観光カリスマ認定式のときに時の小泉首相に蕎麦大学設立の思いを便箋7枚にしたため渡したその後の経過を懇親会の席で唐橋さんに尋ねましたら、あの後フォローしなかったためか、いまだに返答はないとのことでしたが、次なる手を考えているとのことでした。夢をあきらめずに追い求める姿を再確認しました。 6時半開会、例会委員であるのに、仕事の都合で80分も遅れて会場入りしました。講師の話は終わり、グループ討論の途中に空いている席にすわりました。後半50分グループ討論、唐橋さんの質問回答等聞くことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/08/22 12:28:36 AM
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