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カテゴリ:講演を聞く
農薬や化学肥料に頼らない食べ物を作ろう!太陽と大地と自然の循環で、お米、野菜、そして人間がイキイキと健康に育つ処世術!地域資源を活用した自然循環型の有機農業経営により子ども達の未来、明日の地域に希望の持てる自立した社会形成を共に考える場と有志の出逢いをはかりますとありましたので共感を覚えるところです。 日の出の太陽を横目に南会津に向かいました。 「 子ども達の未来を拓く循環農法 赤峰勝人講演会 」 農薬や化学肥料に頼らない食べ物を作ろう! 太陽と大地と自然の循環で、お米、野菜、 そして人間がイキイキと健康に育つ処世術! 地域資源を活用した自然循環型の有機農業経営により子ども達の未来、明日の地域に希望の持てる自立した社会形成を共に考える場と有志の出逢いをはかります。 2008年11月15日 9:00~13:00 会津山村道場にて開催されました。 場 所:御蔵入の里 「会津山村道場」 (和室・調理室) 循環農法の赤峰さんの講演が南会津で開催されるとの情報を知り、まだお会いしたことのなかった赤峰勝人さんのお話をぜひ聞いてみたいと仲間3名で聞いてきました。 赤峰勝人講演会 in 会津山村道場 (動画はこちらへ) 陰陽講座(動画はこちらへ) なずなの会を組織。 完熟堆肥+無農薬で有機栽培を実践。 「継続は、まず変化なり」から 現在12町歩の田畑を耕しています。油断すると頼まれて増えてしまうのでこれ以上の耕作は断っています。 宅急便で野菜、お米の出荷をしています。 月2回の講演会を受けています。条件は200人以上、3時間以上、こうすることによってむやみに依頼がこなくなるわけです。 自分が田畑に出るので月2回の講演をこなすのが限界なわけです。 住み込み弟子制度をつくった。 循環農法を伝える。 今の若者は四方八方に意識をくばれない。礼儀と気を配ることを学ぶために武道をとりいれた。 合気道と巡り合う。先生は北九州に住む猪苗代出身の人なので会津には縁がありました。 百姓を小学6年の6月16日に目指しました。前日の15日に父が農業機械のVベルトに腕を巻き込まれて、腕を失い 「あとを頼む、あとを頼む」と云われた。 現在65歳。農業高校で農薬化学肥料を学んだ。20歳のとき市場で出荷額一番になり、のぼせあがった。1歳4ヶ月の息子が死ぬ。 土の分析(偶然のできごと) 昭和46年、有吉佐和子著「複合汚染」で化学肥料は毒であるということを知る。 昭和57年、17年かかって化学肥料を・農薬を使わない4拍子そろったニンジンができた。 玄米食、千島学説、アクエリアン革命(マルジンファガレスト)に出会う。 61年なずなの会をつくった。 エネルギーのみちあふれている畑に入るとアトピーの人は立ち上がれない。 アトピーでぐじょぐじょの顔も3ヶ月めに美女になった。 それ以後、それが口コミになった。アトピーの人が次々に来るようになった。 一般的な医学は原因を追求せず、対処療法するので治らない。錆びついた刀にメッキを塗るような医学、原因の追及をもっとやる教育を受けていない。 今の社会に改善の余地がない。 今の世の中が変ってゆくのは「原因探しをする」ことによる根本療法をする必要があると思う。 『 問答塾 』17年。3時間毎月開催。 3つの柱 1、草が土づくりの主役 2、バイキンが循環の担い手 3、害虫が命の恩人だった 平成11年で気づき12年に完成。 人体は食べ物の化け物、答えは簡単なものだった。 うどん病はミネラル不足。 最近のスイカは接ぎ木で農薬を使用する。本来の薬効のあるスイカは8年に1回の収穫。 「観んこと、清き」といいます。 言わんでいいことは言わない。争いのもとになります。 化学肥料を使うと農薬がいる、認めてあげる。 79:21 好気性の堆肥づくりの比率 農協は土づくりの概念はない。堆肥の価格を下げる工夫を 3泊4日の百姓塾、4本仕立のナス。 雑草はミネラルをつくりだす使命をもつことに気づいた。イネ科の雑草はカルシウム欠乏したところに生える。 草に土づくりをしてもらう。 12~3年前から酸性雨(PH3)がすごくなってきたので木灰を畑に撒いている。 酸性雨は硝酸窒素と硫黄窒素なので木灰で中和する。なお石灰はPH調整のみで土を固める。有機物の木灰のほうがいい。 みんな知らない、塩の大事は!塩キレで元気がなくなる。 明るく楽しくやっている百姓塾。 稲が知っている10R10俵の収穫 そこに足りないミネラルを補足する雑草! 原子転換!草が何かをつくりだす。畑の中で実証ずみ。 今、借金なしで身軽になった。儲けて何をするの! 儲けようと思って借金をする。循環しない借金はしない。 田畑をつくってくれと頼まれるが、これ以上大きくしたくない。 消費税を今200万円とられる。稼がんのが一番いい。 土づくりがお伝えしたいこと。 ・土づくりがもっとも大切 ・草と菌と虫が土づくりの主役 人参畑にスギナが生えていたところだけ、ニンジンが割れなかった。 スギナはケイ酸カルシウムを。イネ科の雑草は、カルシウム欠乏を知らせてくれる。 答えが見つかってゆくのは楽しいよ! 厨房では40人分の昼食づくりです。講演をしていた畳敷きの部屋のとなりがキッチンでした。 玄米と野菜は地元産のものを使用。素材がいいと美味しいですね。安心な食材を使って提供できるお店がこれからは支持されるお店になるのではないでしょうか。 なずなグループ 代表 赤峰勝人さん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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