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カテゴリ:朝ドラ-4>わろてんか~おちょやん
以前、千代が夢に見た
「アホやなあ」が 最後にまた呟かれることになるのだろう… それは、どんな調子でなのだろう… と思っていたら テルヲが言うことになるとはっ!? しかも、夢の実現 いや、悪夢よりもっと悪夢(^^;) …ひじゅにですが何か? 「嫌でも親から子へ受け継がれて行くもんなんや」by鶴蔵 父と子の葛藤… 方向性は違うけど 千代と一平に共通する苦悩。 壁。 一平がここで登場したのは 恋話のためだけでなく、こうした意味もあったのね。 しかも、その場ですぐに扱わず、時は経過。 「恋心」を知ったはずなのに 折角掴んだ役に上手くなりきれない千代。 以前の役は 今まさにラブラブ中! という雰囲気を醸し出さなければならなかった. 今度の役は 「他の女の人のことを好きになった旦那さんを引き留めようとして 捨てられる妻」 人を好きになれて舞い上がってはいたけど その思いを受け止めてもらえたわけではない― 捨てられたわけでも、勿論、ない― 相手に好きな人がいると知って、しかも自分も憧れる大きな存在で 自分は叶わないと感じているかもしれないし― 反面、ほんの少しは振り向いてもらえる可能性もあるかもしれない― ある意味、ちょっと中途半端な状態。 つーか、まだ 自分の気持ちを掴み切れないでいるのかもしれない。 そんな中、この間は叶わなかった映画館デート。 「小暮さん、ちょっと笑い過ぎ」 小暮さんは泣く代わりに笑ったんだよね… 「ほんまは、うちを励ますために誘てくれはりましたんやろ」 千代が落ち込んでいたのは確かだし 小暮さんは優しいから、そういう意味も勿論あったと思う。 でも 「また励ましてもらおうかなと思って」 というのも正直な言葉だったんじゃないかな。 もしも>自覚はしていなかったとしても そんな小暮さんの本心を悟って、こうお礼を言ったのだとしたら 千代も凄く優しいよね。 「好きになれて良かった」 千代に本音を明かす小暮さん。 千代が、ああ言ってくれたから自分も言えたのだろうけど… 千代には辛い言葉だよね。 今の小暮さんの心には、千代が入る隙間なんてないってことを 思い知らされたってことだもの。 以前の「利用した」という小暮さんの言葉が ちょっと重なってきちゃう部分も悲しいながらあるけど でもまあ、あれは優しい小暮さんの偽悪的な台詞ではあったと思う。 ここまでのコースを経験して、全てを演技に込める千代。 台詞はいらないと言われているのに オリジナルの台詞を語るところjは 天海天海一座の芝居に加わった時や 山村千鳥一座で主役を張った時に通じる。 「うちのお父ちゃん、どないしょうもない男で」 「あなたを好きになれて良かった」 自分自身の経験―人生の積み重ね―に 周囲の人々の人生を重ねて 演技に昇華させるのが千代のスタイル? ワンマン+お笑い要員と思われた>スマソ ジョージ本田も千代の演技を褒めてくれたし 嫌な女かと思われた>スマソ×2 ミカ本田も千代の演技に笑顔を向けてくれた。 脇役はヒロインを盲目的に絶賛 …という朝ドラ“お約束”ではなく 千代の演技が本当に良かったことと>さすが杉咲花 皆、真摯に映画に向き合っているんだなあ…という感慨がある。 そして3年後にタイムワープ。 脇役専門みたいだけど>実際、浪花千栄子さんは脇役が多かったらしい そこそこ名前も売れてきたらしい千代。 でも、芸名@バンブー・ヴェロニカというを断わって 本名で通したことが、ここに来て仇に… ちゅーても、芸名だとヨシヲにも気付いてもらえないしな… 来週はまたテルヲ旋風? それでまた舞台がガラッと変わったりして? ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3815-97daadd8 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 受け継ぐ 親父 あほやなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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好きになる気持ちは充分に分かっていたけれど、夫を送り出す若妻の複雑な気持ちを実感できるまでには小暮さんの自白を聞くまで少しかかった。
小暮さんの叶わない思いは、そのまま千代の叶わない思いでもある。 これが心の機微ですよね(人の心の複雑さが理解できない人には難しいかもしれませんが) 千代についてはひじゅにさんが詳しく書いて下さっているので、一平について。 「親父を越えたかったら、まず親父を知ること」 父親という山を越えるには、まずその軌跡を知らなければならないのだけれど一平はそこを避けてしまっている。 それは延四郎の苦労とは別の苦しみでもあるよね。 ヒロインと娘(母娘)の葛藤は定番だけど、父親との葛藤が続くのは珍しい(しかも相手役の葛藤とリンク)ですよね。 -- 失敗続きの千代の大抜擢に関しては高城百合子の強い推しはあったにしても本田監督の裁量とみて良さそうですね(ガッデムとか言ってすまんかった)やはり監督は見る目があった。 カフェーキネマが恋に芝居に悩む千代のホームとして機能しているのもいいですね(カフェーで恋愛の機微で主役とかなんとか) -- テルヲは千代にとっては厄介な存在だけど、テルヲが動く事によって話も大きく動く事が予想されますね。 テルヲの存在がこの物語のスパイスなのかもしれない。 なぜなら千代は周りを味方に変えていく力があるので、そのままだと安定してしまうからテルヲの様な改心しない、でも千代にとって完全には見捨てられないキャラは必要なのかも。 (2021.01.22 21:35:07)
ありがとうございます。
単純に誰かを好きになったから、その気持ちを芝居に生かせた…ではなくて、ハードル上がってるし(笑) 単純に他人の恋模様を観察して…でもなくて、自分の気持ちに重ねて、自分のものにしているところが面白いですよね。 小暮さんとの出逢いが何重もの意味を持っていて、軽いエピでも水増しでもないところが。 それにしても、これって、杉咲花さんありき!なドラマと言えますね。 (2021.01.30 15:13:09) |