カテゴリ:R 【人種差別】米国黒人 反捕鯨
以前、殺生と食物連鎖について書いた
この食物連鎖に宗教的偏見と差別を持ち込む人々がいる 主に欧米のキリスト教徒である 例えば、クジラやイルカは人間に近い知能を持っているとして聖獣扱い 捕鯨に激しく反対する 鯨を殺す日本人は極悪人扱いである 石油が発見される以前の欧米は、太平洋中で捕鯨で鯨油を確保、 灯油に産業に使用してしていた 「白鯨」という作品も米国の主要産業であった捕鯨が舞台である 日本の浦賀に来航して開港を強要した米国の黒船の目的は、 太平洋中に展開していた米国の捕鯨船の寄港地を確保し、 水や薪を補給することである 時代が違うとはいえ、歴史上、米国は世界一の捕鯨国で 太平洋中の鯨を取り尽くした そんな米国が今さら何を言うか? ・・・と私などは思う ―――― ◇ ―――― 戦後の日本では南極での捕鯨が大きな話題であった 敗戦で食糧不足の日本に米国(GHQ)は南氷洋での捕鯨を推奨した 南氷洋での保下と異なり、沿岸捕鯨は貴重な蛋白質を補給する 日本の歴史的な産業である 江戸時代は「鯨一頭で七村が潤う」と言われたものだ 米国などは鯨油を灯油や工業油にしか使わなかったが、 日本人は鯨を余すところ無く有効活用してきたのである 例えばひげ鯨のひげも、昔は歯ブラシになった 1970 年代に入ると、石油という鯨油に廉価な代替品が登場するとたん 鯨油のみを目的に捕鯨を行なってきた国々は捕鯨に魅力を失って、撤退した それからいつの間にか、捕鯨が非難の的になった 都合の良いこと、おびただしい まず、このことを頭に入れておきたい ―――― ◇ ―――― 人間に近い高度な知能というものを基準にするのは差別である キリスト教では神が神に似せて人間を創ったとして人間という生物は特別扱いである キリスト教は人間のための、人間のため「のみ」の宗教であって 動物は相手にしてこなかった 人間は神を信仰し敬わなければならないとするが、動物にそういうことは要求しない これも差別である (笑) ―――― ◇ ―――― 昔、オリビア・ニュートンジョンという歌手がコンサートのために来日した 到着するなり記者会見を開き 「高度な知能を持つ鯨を残酷に殺す日本人はけしからん」とぶち上げた 記者のひとりが 「そういう貴方が今身にまとっているファーコートは動物の毛皮ですよね?」 と発言すると彼女の表情が凍り付いたという その直後、彼女は持参した「多くの」ファーコートを 本国であるオーストラリアに送り返したそうである それほどの動物愛護主義者なら、コンサートでコートを焼却すれば もっと名を上げられたのに (笑) この同時期、やはり、名前を忘れたがある海外の女性歌手が 反捕鯨の理由で日本のコンサートをキャンセルした 当時は捕鯨国日本を非難することが流行っていた ―――― ◇ ―――― 欧米の反捕鯨は、鯨の科学的調査さえ拒否するという、一種の魔女狩りである まあ、本当のことを言えば、日本人もどうしても 鯨の肉に固執しなければいけないと言うわけでもない しかし 「牛や豚は神が人間の食用に創った動物だ」とか、 「捕鯨は極悪行為である」という 人種差別的な、いや、鯨類は他の動物と違って「聖獣「である ・・・などという愚かな、「動物差別的でもある」(笑)論理には 断固反対しなければならないと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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