カテゴリ:A【芸術・美術】音楽以外
バレーは嫌いになったから(笑)別の話題を
私の本来の読者各位には、長い間不愉快な思いをさせて申し訳無い といっても、ROMさんばかりなのだが(笑) ---- ルーブルか? 大英博物館か? もし、訪問する機会があれば、あなたはどちらを選ぶか? ―――― ◇ ―――― 私は、大英博物館は訪れたことがある ロゼッタストーンなどを見た記憶がある (それだけかい?)(笑) しかし、ロンドン駐在経験まであるのに、それ以外の文化施設は、あまり訪問していない 例外として、ヨークにある交通博物館を見学したことかな? そこでは、蒸気機関車として世界最速記録(時速203km)を樹立した憧れのマラード号!を見る事が出来た ルーブルは? パリは、合計するとかなりの日数、滞在したのに、文化的な事は何ひとつ、していない あっちの方面ばかりである(笑) いや、二泊三日の「ロワール河流域古城の旅」というバスツアーに参加したことぐらいだ このツアーでは、あのモンサン・ミシェルも訪問できたので満足度が高かったが ---- 美術に関しての番組は多い NHKの日曜美術館は毎週だが、BSでも、ことある毎に美術の番組が放送される 名画の撮影には資金と技術が必要だろうが、番組としては、美術の専門家に協力してもラ得れて、ほぼルーティーンであり、番組としては比較的簡単なのではないだろうか? それに、名画の解説も、まあ、ほぼ、定番化している それに比較して、博物館ものは、解説がすべてである 美術番組が名画を見せれば、それでほぼ、視聴者の満足を勝ち得るのとは違う 博物館の展示物は美術館の展示物とダブることは多少あるが、素人がちょっと見ただけで、その価値を読み取ることは難しい 一見すると単純な稚拙な工芸品に見えるものでも、専門家の解説を聞いてみると、歴史的に、大いに価値のある貴重なものである この辺が難しいところである 昔、ロンドンにいた頃、一般人が持ち込んだ骨董品を専門家が鑑定する番組があった それが日本がパクって(笑)島田紳助が視界をしていた「鑑定団」とか言う番組なっていた 私の嫌いな島田紳助はご存じの通り、出なくなったが これも、プロの鑑定士の説明が見ものである みすぼらしい出店物に、思わぬ高値がついたりするのが見もの出る しかし、私は、あれも、やらせ番組だと思っている 出展物のジャンルに依って、専門家があらかじめ用意されている つまり、あきらかに、展示物をあらかじめ、そのジャンルの専門の鑑定家が鑑定してから、番組を作っているのである 本当に、出演している鑑定家が、AD HOCで、その場でいきなり鑑定して、自信満々に発表しているわけがない われわれの人生経験は限られている いくら骨董の鑑定家でも、森羅万象、古今東西、古代のものから現代のものまで、知り尽くしているはずがない 古代オリエントのものから、古代ギリシャのものまで 卑弥呼の時代から徳川時代の家宝まで いち個人が、鑑定の機会を持っているはずがない 例えばロシアのロマノフ王朝の、ハプスブルグ家の無数の財宝など、貧乏な(失礼)鑑定人が見る機会を得るわけもない 歴史上、確認されていなかったお宝を見抜く眼力があるはずがない そんな人物がいたら奇跡である ---- 例によって、ちょっと話がそれたが 要するに、私は、もう、見慣れたルノアールやゴッホの名画より、博物学の分野の方が、よほど面白いではないか?といいたいのである さらに、考古学までいれると、さらに面白い 人類学や、日本人はどこから来たのか?とか、 DNAで割り出す日本人の先祖は?とか アイヌ民族と琉球民族は、やはり縄文人なのか?とか 縄文人と言っても、何波にもわたって日本列島に渡来したらしいし 民族的にも単一ではなく、いろいろだったり(笑) 台湾あたりの原住民が海に漕ぎ出て、ポリネシア人になり、最終的にはハワイやモアイの・・・島まで至ったとか アイヌ人のDNAとインカの民族の一部のDNAがほぼそっくりだとか (つまり、アイヌ人と近隣の民族がペルーあたりまでグレイト・ジャーニーしていたらしいとか その他にも、いろいろありすぎて・・・ ―――― ◇ ―――― 要するに、美術によほど関心があるのなら別だが(結構好きなのだが)、美術館より博物館がよほど面白いということ まあ、私個人の話だが 国立民俗学博物館にでも行ってみようか? いや、ちがった! 国立「民族学」博物館だった 梅棹先生が館長だったすごい博物館だ と言っても、まだ行ったことが無いのだが(笑) やっぱり「民族学」の方が「民俗学」より面白い 民俗学の方は日本初の学問だし 柳田国男先生の お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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