カテゴリ:E 【英国】および 英国での思い出
被災者の地獄への道は村上春樹の善意で舗装されている
池田信夫 2015年04月11日17:29 キャプチャかつて私は村上春樹の小説の熱心なファンだったが、彼の社会的な発言は単なる平和ボケの団塊オヤジだ。いま話題になっている「原発NO!に疑問を持っています」という話でも、「交通事故で毎年5000人近くが亡くなっているのに、原発だけを取り上げてNO!というのはどうかと思う」という読者の質問に、村上はこう答える。 福島の原発(核発電所)の事故によって、故郷の地を立ち退かなくてはならなかった人々の数はおおよそ15万人です。桁が違います。[…]もしあなたのご家族が突然の政府の通達で「明日から家を捨ててよそに移ってください」と言われたらどうしますか? そのことを少し考えてみてください。原発(核発電所)を認めるか認めないかというのは、国家の基幹と人間性の尊厳に関わる包括的な問題なのです。 まず彼はここで毎年5000人の死者と15万人の避難者を混同している。福島事故の放射線による死者は、5000人どころか1人も出ていない。さらに15万人は「明日から家を捨ててよそに移ってください」と命令されて、そこにいるわけではない。政府は年間20mSv以下の地域は帰宅するよう勧告しているが、帰るに帰れないのだ。 なぜだろうか。それは村上のような人々が「被災地を除染して放射能を1mSvにしないと帰宅させてはいけない」と言い張っているからだ。そんなことを実現するには10兆円以上の予算が必要であり、それを条件にする限り、彼らは永遠に帰宅できない。 この原因は民主党政権が、福島を法律の適用できない例外状態にしてしまったからで、安倍政権も手が出せない。法治国家で例外状態をつくると、官僚の裁量をチェックするしくみがないので、歯止めがきかなくなるのだ。そして官僚は「世論」に迎合して問題を先送りする。その世論をつくっているのが、村上のような(主観的には)善意の人々だ。 「原発(核発電所)を認めるか認めないかというのは、国家の基幹と人間性の尊厳に関わる包括的な問題」だというなら、累計で50万人以上の人命を奪った自動車や、毎年13万人の死者をもたらしているタバコを認めるか認めないかも、国家の基幹と人間性の尊厳にかかわる包括的な問題だ。原発だけが特権的な大問題だというのは、マスコミの作り出した錯覚である。 このように日本では、例外状態で決断する主権者はヒトラーのような独裁者ではなく、村上のような「世論」だ。これは独裁より厄介である。ヒトラーを追放すれば独裁はなくなるが、村上のような善意の人々は無数にいて、しかも自分が主権者だと気づいていないからだ。 ―――― 私の感想 ―――― 私は、村上春樹が嫌いである 彼が昔、北欧でやったスピーチを聞いてその内容にあきれた 小説家としては、かなりな人物なのだろうけれど 社会評論としてはお粗末だった それなのに、自分が小説家として著名であるから 自分の意見もその権威に裏打ちされているのだ と言わんばかりの傲慢さがあった 彼等は芸術という分野でこそ著名だろうが 社会評論的な分野においては、 自分のビッグネームがあるからと言って その内容・質が素晴らしいものだとは限らない ただの、素人なのである 坂本龍一にしろ、芸術家という人種は 知的であるためには左翼的でなければならない と思い込んで居るような気がする(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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alex99さん
村上春樹は確か芦屋市生まれで県立芦屋高校卒だったと思います。大学は早稲田だったかな? 彼の初期の小説「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」には彼が若い頃の阪神間の風景や気分が登場するし、私の心情にも近い感があって好みの作家でした。 私は芦屋生まれでないですが、阪神間の生まれです。 できることなら芦屋のボンボンに生まれたかったです(笑) けれど、「ノルウェイの森」以降の小説や彼の文章は 全くといっていいほど読んでませんし、興味もない。 彼の小説の本質は「雰囲気」だと思ったからです。 そんな小説を読むなら、池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」などを読んだほうが楽しいですからね。 ここ最近のノ-ベル文学賞受賞時期のマスコミのバカ騒ぎにはウンザリしています。 彼の原発絡みの発言も興味がないので、内容は知りません。 全く根拠のない私の勝手な妄想で言えば、彼はノーベル文学賞受賞のためのロビー活動?の一環として反原発発言をしているのではないですかね? 大江健三郎がひたすら欧米人に媚び諂い、日本を悪し様に罵るロビー活動?の結果、めでたく文学賞を手に入れたことに倣っているかもしれません。 重ねて言いますが、根拠のない私の妄想ですよ(笑) (2015.04.18 12:13:30)
ケルンコンサートさん
>alex99さん > >村上春樹は確か芦屋市生まれで県立芦屋高校卒だったと思います。大学は早稲田だったかな? ーーーー そうでしたか 新宿でモダンジャズ喫茶のオーナーをやってましたね 私が良く通った店の一つ 彼がオーナーになったのは、ずっと後ですが >彼の初期の小説「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」には彼が若い頃の阪神間の風景や気分が登場するし、私の心情にも近い感があって好みの作家でした。 >私は芦屋生まれでないですが、阪神間の生まれです。 >できることなら芦屋のボンボンに生まれたかったです(笑) ーーーーー ケルンコンサートさんは、なんとなく、親近感を持っていたのですが、その原因は、阪神間の雰囲気かな 私も、芦屋のボンボンではありませんが、阪神間のウ育ちです >けれど、「ノルウェイの森」以降の小説や彼の文章は >全くといっていいほど読んでませんし、興味もない。 >彼の小説の本質は「雰囲気」だと思ったからです。 >そんな小説を読むなら、池波正太郎の「鬼平犯科帳」や「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」などを読んだほうが楽しいですからね。 ーーーー そうですね 意味深な小説のようで、結局、一社ル様に、雰囲気に過ぎないような気がします 彼の小説は、二・三度、読もうとしたのですが、退屈で(笑)、読み続けることが出来ませんでした >ここ最近のノ-ベル文学賞受賞時期のマスコミのバカ騒ぎにはウンザリしています。 > >彼の原発絡みの発言も興味がないので、内容は知りません。 >全く根拠のない私の勝手な妄想で言えば、彼はノーベル文学賞受賞のためのロビー活動?の一環として反原発発言をしているのではないですかね? > >大江健三郎がひたすら欧米人に媚び諂い、日本を悪し様に罵るロビー活動?の結果、めでたく文学賞を手に入れたことに倣っているかもしれません。 > >重ねて言いますが、根拠のない私の妄想ですよ(笑) ----- そういう部分があるんだとおもいます 発言も、理詰めではなくて、雰囲気ですね (2015.04.18 15:01:41)
alex99さん
Wikipediaで見たら、私の記憶は間違いでした。 村上春樹は京都府生まれ、芦屋・西宮育ち、県立神戸高校卒でした。大学は早稲田の一文。 彼がオーナーだったJazz喫茶は国分寺のピーターキャットですね。当時から店の名前だけは知っていましたが、オーナーが将来のノーベル文学賞候補者とは私の想像力の範囲を超えていますね(笑)。 田舎で学生生活を送っていましたので、彼の店を訪れたことはありません。 それから、私の友人でかなりの小説読みがいますが、alex99さんと同様に彼の小説を10ページ以上読み進むことはできずに放り投げた奴がいます。あまりにつまらんとのことでした。 (2015.04.18 19:49:40)
ケルンコンサートさん
>alex99さん > >Wikipediaで見たら、私の記憶は間違いでした。 >村上春樹は京都府生まれ、芦屋・西宮育ち、県立神戸高校卒でした。大学は早稲田の一文。 ーーー 私もウィキを読んで見ました 自宅は、夙川だったんですね お父さんが教徒長岡京の坊主 お母さんが船場の娘 >彼がオーナーだったJazz喫茶は国分寺のピーターキャットですね。当時から店の名前だけは知っていましたが、オーナーが将来のノーベル文学賞候補者とは私の想像力の範囲を超えていますね(笑)。 >田舎で学生生活を送っていましたので、彼の店を訪れたことはありません。 ーーーー 私、この店のことを書いたんではないんです この店は名前も聞いたことがありません でも、確かに彼は、この店のオーナーもやってたんですね 村上春樹は、後に?、新宿のDIG または DUG または NEW DUG のいずれかのオーナーになって、ノールウェイの森の中に登場させています 私、早稲田と新宿のジャズ喫茶は、ほとんど行った事がありますので、上記の店にも行った事があります あと、渋谷のウィングと東京駅前と有楽町のママ DUGは、今も、場所を少し変えて、存在しているようですね >それから、私の友人でかなりの小説読みがいますが、alex99さんと同様に彼の小説を10ページ以上読み進むことはできずに放り投げた奴がいます。あまりにつまらんとのことでした。 ----- 先ず、彼に文体には、コクが無いんです シャープさも光も影もない(笑) それに、彼独特のなんだか、思わせぶりなストーリーが徐々にはじまる訳なんですが その歯がゆいこと(笑) あの自己満足・ナルシスティックな感じが、ファンに取ってはたまらないんでしょうけれど(笑) 私も、たまらない(笑) あまりに空疎で退屈で いい小説は、冒頭の一ページぐらいで、瞬時に読者をつかまえるものだと思いますけれどね 同じ売国奴ですが(笑)あのくそ大江 彼の若い頃の文体は好きです 悔しいが(笑) あと ・ 松本清張 ・ 開高健 ・ 司馬遼太郎 ・ 山口瞳 ・ 吉田健一 みな、文体に魅力があります と言っても、フィクションを読まなくなって、数十年(涙) (2015.04.18 22:38:50)
そういう私の文体
いつの間にか、ブログ文体になってしまって(笑) ・ 抽象度の低い ・ dencityの低い 文体(と言うほどのものでは無いが)に、なり下がってしまっている つまり ・ 平易で ・ だれにでもわかる ・ かみ砕いた ・ 説明的な 童話のような文体になっています これではイカン(笑) 読者に説明する事を繰り返していると、いつの間にかこう言う事に(笑) (2015.04.18 22:45:11)
alex99さん
多少長い文章を書いたのですが、アップ時に消えました(涙)。 >同じ売国奴ですが(笑)あのくそ大江 >彼の若い頃の文体は好きです >悔しいが(笑) 私も「見る前に跳べ」あたりの瑞々しい文章は好きでしたね。「万延元年のフットボール」以降は牛の涎のような長文・駄文につきあうことは止めました。 (2015.04.18 23:28:48)
よく行ったモダンジャズ喫茶のうち
「渋谷のウィング」と書いたのは 先ず、ミスタイプ(笑) スイングのつもりでした しかし、これは、私の記憶ミス 渋谷と水道橋のスィングは、モダンではなく、どちらかと言えば、トラディショナルなジャズ中心だった(はず) 渋谷で行った(二・三回)のは「オスカー」だったと思います なにしろ、数十年前の事で(笑) (2015.04.18 23:51:44)
こんばんわ
マルクスなんかも「善意の道は地獄に通じてる」とか言っていたような気がします。この記事には私も納得できます。作品は読んだことないですが、大江健三郎なんか文学者の反核団体たちあげたことありましたね。自分がよく読んでいた吉本隆明さんなんか「反核異論」でこういう文学者の政治的発言をずいぶん批判してたのを覚えています。彼の考えは文学と政治は次元の違う問題だということだったんですね。そんなに原発が心配なら直接現場の原発の科学者と話したらどうだ、科学者の見識だって相当なものなんだよとか書いていた記憶があります。吉本さんの立場は左翼であろうと右翼であろうと、間違いだと思えば、遠慮なく批判する観点を一物書きとして貫いた人だったと思えます。まあ、著書自体は難解で理解するのは難しかったですけど。自分も実際今福島に住んでいますけど、知り合いから野菜などお裾分けしてもらって食べてますけど、特に健康被害があるわけじゃないし、米だって厳しい検査をしてから、出荷されてます。原発事故で避難された方たちは確かに気の毒ですけど、いわきに住む姪っ子から聞いた話しではいわきは太平洋側にあって、原発にも近い位置なんですけど、南側にあるため、警戒地区でも、避難地区でもないそうです。でも避難した人達の中には東電からの補償金で、生活に不自由することなく、中には高級車のレクサスに乗ってる人もいるそうです。マスコミが騒げば、騒ぐほど、そういう人達には都合がいいという現実もある。村上作品は世界でも翻訳され、人気あるというので、1Q84を読みました。個人的には面白いとは思いましたが、やはり漱石なんかとくらべると雲泥の差がありますね。漱石の人間に対する根元的な考察には及ばない。原発で働いていた人達の仕事はどうするのか考えないで、綺麗事言うのは無責任と言うものです。 (2015.04.20 00:28:26)
自立神経失調症さん
>こんばんわ >マルクスなんかも「善意の道は地獄に通じてる」とか言っていたような気がします。 ーーーー そうなんですか では、池田信夫は、マルクスをもじったのかも知れません >この記事には私も納得できます。作品は読んだことないですが、大江健三郎なんか文学者の反核団体たちあげたことありましたね。 ーーーー 大江健三郎 初期の文学作品は好きでしたが、いつの間にか、左翼モンスターになりはてています >自分がよく読んでいた吉本隆明さんなんか「反核異論」でこういう文学者の政治的発言をずいぶん批判してたのを覚えています。彼の考えは文学と政治は次元の違う問題だということだったんですね。 ーーーー まさにそういうことで 文学者が政治ないし社会問題を論じてはいけないとは言いませんが、文学者って、芸術家ですからね 論理より感情でものを言う 原発や安全保障の問題は、極めてプラクティカルな現実感覚と論理性が必要なんですが、先ず、感情ありきで、自分の名声を利用するスタンスは、百害宛一利無し >そんなに原発が心配なら直接現場の原発の科学者と話したらどうだ、科学者の見識だって相当なものなんだよとか書いていた記憶があります。吉本さんの立場は左翼であろうと右翼であろうと、間違いだと思えば、遠慮なく批判する観点を一物書きとして貫いた人だったと思えます。まあ、著書自体は難解で理解するのは難しかったですけど。自分も実際今福島に住んでいますけど、知り合いから野菜などお裾分けしてもらって食べてますけど、特に健康被害があるわけじゃないし、米だって厳しい検査をしてから、出荷されてます。 ーーーー 反原発の人間で、福島産の一次産品は敬遠するという人間が居る それほど、放射能が怖いと言いたいらしいが、おっしゃるように、農作物も水産物も、厳重な検査を経て出荷されている 全く問題は無いはずですし、私は、進んで福島産のものを購入します 放射能は科学的な問題なのですから、科学的な思考が必要なんですがね 福島でガンが多発しているなどとデマを飛ばす人間もいまだにいます そういう事例は報告されていないのに 反原発サイドにすれば、そういう恐怖を、出来るだけ、拡散したいのでしょう 科学に被害はつきものです 少し以前、左翼達が大騒ぎした二酸化炭素・地球温暖化問題など、今は、全く取りざたされていない 化石燃料の巨額の代金が日本の財政を圧迫、電気代上昇で、中小企業が廃業に追い込まれていることにも、だんまり 電力会社が値上げするのが消しカランと言うが 化石燃料が年間何兆円も増額 原発の維持費も膨大 それで、電力料金を値上げするなと言うのは、無茶でしょう >原発事故で避難された方たちは確かに気の毒ですけど、いわきに住む姪っ子から聞いた話しではいわきは太平洋側にあって、原発にも近い位置なんですけど、南側にあるため、警戒地区でも、避難地区でもないそうです。でも避難した人達の中には東電からの補償金で、生活に不自由することなく、中には高級車のレクサスに乗ってる人もいるそうです。マスコミが騒げば、騒ぐほど、そういう人達には都合がいいという現実もある。 ーーー こう言うと批判されるかも知れませんが、原発事故被害意外にも自然災害被害はあるんですが >村上作品は世界でも翻訳され、人気あるというので、1Q84を読みました。個人的には面白いとは思いましたが、やはり漱石なんかとくらべると雲泥の差がありますね。漱石の人間に対する根元的な考察には及ばない。 ーーーー 私は村上春樹の小説を読むことは出来ません 退屈で >原発で働いていた人達の仕事はどうするのか考えないで、綺麗事言うのは無責任と言うものです。 ----- 彼の発言は、深さに欠けていますね (2015.04.20 05:05:14)
まあ
典型が、坂本龍一 反原発集会でのアジ演説で (原発ガ生み出す)たかが電気のために、子供達が犠牲に・・・」 普通の人間が、こういう発言は、間違ってもしない(笑) 現代文明は、好むと好まざるとを問わず 電気文明である 化石燃料も、結局、電気に変換されてエネルギー担っている コンピューターだって、電気がなければ動かない コンピューターが動かなければ、現代社会は、即死である あらゆる交通手段も、電気・モーターがあってのものだ まあ、アーミッシュの様に、馬車で移動するのなら別だが(笑) エネルギー源もベストミックスを目指さなければ、化石燃料だけでは ・ 経費 ・ 安全保障(シーレーンの脆弱さ) ・ 資源の枯渇 様々な危険性が有る 危険のない現代文明は無い 自動車だって、年間、交通事故で、どれぐらいの交通事故死者を出していることか 航空機しかり その危険性を知りながら、可能な限り制御しながら生きて行くより他、現代人に選択肢はないのだ まあ、いつの日にか、化石燃料も枯渇することは確実 もとより、有限な資源なのだから 長くもって、二百年ぐらいではないか? その時は、人類の滅亡の時かも知れない 案外早い、人類の滅亡である 少なくとも、人口は、大幅に減少するだろう (2015.04.20 08:06:33)
弱り目に祟り目という
化石燃料の枯渇に加え これも確実に人類を襲う危機に 二酸化炭素の増大による地球温暖化がある 人類という脆弱な生き物が生存するための要件は 実は、極めて、許容度の低い 綱渡りのような地球環境に依存している ・ 大気中の酸素量 ・ 太陽からの放射線を防ぐオゾン層 ・ 地表温度 少なくとも、そういう基本条件のブレが 極度に少ない、レギュレイトされた環境でないと 人類は生き抜いて行けないか弱い生物なのだ これから、近未来に確実に怒るであろう 少なくとも数度の温度上昇により 極地の氷が溶けて、海水の水面が上昇する (ただし、ピタゴラスの定理により、現在、海上に浮かんでいる北極などの氷山がとけても海水面の上昇はない これは、科学的知識のある人なら理解出来るだろう コップの中の氷が溶けても水が溢れないのと同じ事 ただし、これと違って、南極などの陸地の氷が溶けると海面の上昇を引きおこす) 海水面が上昇すれば、まず、水没する島国もあるし、 上昇する数値が、極端に大きくなれば、世界中の港湾設備および臨海工業地帯が水面下に没して、壊滅する このことによって、船舶による物流が途絶える 残るは、航空機と鉄道・トラックなどの物流が残るだけとなる 私の自虐的想像力も、どんどん広がる(笑) 温度が少々すれば、地上は、砂漠化が進み、農作物の収穫が大幅に減少する 米などの熱帯由来の作物はいいだろうが、その他のの作物は全滅または半減 家畜も暑さに耐えかねてバタバタと(笑) アフリカの野生動物も半減 何よりも、人類が、半減しているだろうが(笑) 台風・ハリケーン・サイクロンなどは、さらに、さらに巨大化 風水害が世界中に拡大 しかし、物流が壊滅しているんだから、救援も、不可能 食糧・水が枯渇すれば、当然、世界中が、それを求めて、全面戦争 これで、半減した人口が、さらに半減 (2015.04.20 08:33:25)
上で
「ピタゴラスの定理」と書いたのは、もちろん、誤りで 「アルキメデスの原理」 「物体が受ける浮力の大きさは、物体が押しのけた水の重さに等しい」ということで また、水は凍ると体積を増す ということで 氷が溶けて水になっても、体積は増えない 海上に浮かんでいる氷山は、とけても、海水面の上昇につながらない (2015.04.20 08:41:24)
よく
北極の氷山が、崩れて海面に落ちる と言う恐ろしい場面があるが あれは 海水面が上昇する と言う事を表しているように思われているが 上記の説明のごとく そうでは無い 単に、温度の上昇で、氷山が溶けていると言う現象に過ぎない しかし 海洋の深部で対流している海流というものがあり これに、暖かい海流と冷たい海流がある 近年、この深海部の海流の対流が変わってきているという話がある これは、気温の上下動に、大きな影響を及ぼす (2015.04.20 08:46:37)
ただ、この温暖化は
地球の歴史の中で見ると小さいものだし 自然由来のものではない 人間の温暖化ガスによるという 前代未聞の現象 ただ、地球は ・ 火山の爆発による太陽光の遮蔽 ・ 隕石の小筒による天変地異 ・ 太陽の活動の変化 などによって 灼熱の熱球になったり 全球氷結で、アイスボールになったり と言う歴史がある こう言う大きな気候変化に比較すれば 人間の生命の危険はあるしにても 大した変化ではないと言える (2015.04.20 09:42:31) |
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