カテゴリ:🔴 C【中国】 尖閣 台湾有事
伊藤洋一氏の公式ブログの一文である
―――― 記事 ―――― 2015 11/30 Mon 中国にとっての試練 day by day (22:40)ははは「Now comes the hard part」ですか。なかなか良い表現だ。 この文章を書いている段階ではまだオフィシャルにはなっていないのですが、多分IMFは中国の人民元にSDR構成通貨の地位を与える。しかしそれは一般的に言われているように「中国にとっての名誉」「利益」「日本にとっての脅威」だけではない。恐らく中国に難しいシチュエーションを与える。それをウォール・ストリート・ジャーナルはこう表現しているのです。 実は私も昨日のテレビでもこのことを言いました。実際に中国にとっての名誉だけではなく、試練でもある、と。今朝書いた文章でも『人民元のSDR入りは中国にとって両刃の剣となるもの。「人民元のSDR入り」は習近平が語る「中国の夢」の一環ではあるが、「よりマーケット・フォースに従う人民元」は中国にとってやっかいな問題を引き起こす可能性がある。』と記した。だって最後は党が支配している国ですから。衝突する。 ウォール・ストリート・ジャーナルはこう書く。「 Now comes the hard part.The inclusion puts new pressure on Beijing to change everything from how it manages the yuan, also known as renminbi, to how it communicates with investors and the world. China's pledges to loosen its tight grip on the currency's value and open its financial system will come under new scrutiny.」 記事はここにあるのですが、最後の方の文章に「It would be like a cultural change of sort for the central bank」という記述も見える。そりゃそうだ。面白い。 ま、IMFも無条件ではSDR入りを認めないでしょうね。条件を付けるかも知れない。例えば実際に人民元がSDRに入るのは来年の末で、その間に中国が「人民元の人為的な管理を著しく減らし、人民元を国際通貨に相応しい通貨とする」など条件を付けることだ。 ―――― 私の感想 ―――― これは、その通りで ● AIIB ● TPP参加 ● SDR入り ● 上海株式市場の正常化 みな、中国が望む事ではあるものの 同時に 共産党独裁覇権国家にとって そのまま、ポンと飛び込めるものでは無い 相当な shape up 、構造改革、法規整備、体制の変化 が必要となる 早い話が global standad という窮屈な靴に その巨大な足をねじ込まなければならない どうしても、足が入らなければ シンデレラの姉たちのように 足の一部を切り落としてしまわなければならない それほど、ハードルの高いことだ 果たして、中国に、そんな事が可能なのか? どれだけ、時間の猶予が可能なのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.30 22:33:28
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