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ユヴァル・ノア・ハラリ「21世紀の人類のための21の思考」11 戦争 過去数十年は、人間の歴史上もっとも平和な状態だった。 統計的にみれば、暴力行為で死ぬ人間は 初期の農耕社会では15%、 20世紀には5%、 今日では1%に過ぎなくなっている。 これは核兵器の発明ということに加えて、戦争をすることで得られる利益がなくなって来ていることを意味する。 さらに、経済的資産の変容も上げられる。 今日、価値のあるものは、小麦畑や金鉱ではなく、油田でもない。技術的な知識や組織の知識だ。 これらの知識は、戦争などの力づくの手段で奪う事はできない。 シリコンバレーは鉱山ではないのだ。 注視すべきはロシアの動向である。 ソ連が全盛だったのは、重工業がグローバル経済の推進力だった時代だ。 現在、ITとバイオテクノロジー双方において、ロシアは秀でていない。 しかしながら、2008年のグローバルな金融危機以降、 世界の軍事支出は増加している。 ロシアのクリミア侵攻、ウクライナとの戦争によって、
戦争によって成功を収める公式が現れた場合、 状況は一変する可能性がある。 戦争は人間の愚かさから始まるが、人間の愚かさを過少評価している。 ―――― 私の意見 ―――― ハラリは非常に鋭い意見も発するが 全部が正しい訳でもない サピエンス大全での説は 先人で同じ指摘をしている人もいる イスラエル vs ハマスの問題に関しては 普通のユダヤ人的な偏向発言をしている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.01 14:07:52
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