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カテゴリ:空手 karate
3月から「スタジオ0724」(貝塚市名越661 072-446-0798)で始めた私が主宰する「無料カラテ教室」が、早や4ヶ月過ぎました。
生徒さんが地元貝塚の他、岸和田、泉佐野から4人(男性1人、女性3人)も集まりました。 スタジオが比較的暇な時間帯という事で、毎週火曜日10:00~12:00までの2時間稽古に当てています。 スタジオの広さは22畳ありますが、楽器や機材がありますので、正味18畳くらいしかありませんので、あまり生徒さんが増えると困りますが、10人超えれば2部制にするとかイロイロ工夫できるでしょう・・・ その時間にスタジオ予約が入れば、隣のトランクルーム貝塚「本館」に移動してサンドバッグをするとか、名越の村や近所の清名台や千石荘をランニングするとか、たまには公園や二色浜ビーチまで車で移動して空手の稽古をするのも気持ちイイでしょう・・・(笑)。 沖縄ではビーチで普通に空手の稽古をやっているそうですから・・・ 今のところ、総勢5人でワイワイガヤガヤと楽しんで稽古しているという感じです。 まだ、何人か入ってもOKです。 これから本格的に暑くなりますが、エアコンはつけません。 エアコンのある空手道場なんて聞いた事がありませんし、ボランティアでやっていますので電気代が勿体ないです・・・(笑)。 というか、神聖なる武道の稽古をするのに、極力人工的な事を避けるのが本来の姿です。 真っ白な道着を着て帯を締めると、何故か心まで洗われるような気がします。 夏のマーブルビーチでウインドサーフィンする時や、ハワイでリラックスる時は、髭を生やしネックレスをしてサングラスを掛けてチャラチャラしますが・・・(笑)。 空手をする時は、ココロまで真っ白になるのです。 不思議ですねェ・・・ これまで社会人生活を建築建材メーカーの営業マンからスターとして家業の織物業、トランクルーム、不動産屋と約40年も送ってきましたが、そりゃイロイロ経験させてもらいました・・・ 日頃のそういったモロモロの社会人生活からビシッと線を引く為に、ココロをリセットする為に「非日常的」な空手が格好の気分転換だったのです。 まァ、10年後の70歳でも海千山千の不動産屋のオッサンが、真っ白な空手衣を着て「真っ白なココロ」で、一生懸命稽古に汗しているなんてカッコいいじゃないですか・・・ このアンバランスさが何とも自分的には好きですねェ・・・(笑)。 逆に、これでバランスを保とうとしているのか? まァビジネスではなくボランティアで空手をやっていますので、生徒さんの意向をイチイチ聞く必要はありません。 本当に真面目な稽古を淡々としているだけです。 私が大学時代体育会空手部で習った稽古体系を基本にした本格的な伝統派空手(2020年東京オリンピック正式種目採用)の練習だったのです。 ちなみに稽古内容を書くと、 1.黙想1分 2.ストレッチ運動 ヨガやダンスの要素も取り入れ、上半身下半身、前面裏面を万遍なく筋肉をほぐします。 3.体重を使った筋力トレーニング 腹筋、背筋、側筋、腕(拳)立て伏せ、 4.空手の基本 正拳中段突き、正拳上段突き、裏拳、手刀、上段受け、外受け、内受け、下段払い、前蹴り、関節蹴り、横蹴り、後ろ蹴り、回し蹴り、 1~4までで、ワイワイした雑談を含めて1時間30~45分も掛ります。 まだ、とても「型(形)」までいってませんが、ゆくゆくは何処の流派も最初に学ぶ「平安(ピンアン)二段」から指導していきたいと思います。 時に組み合わせ技や、一方的な指導だけでなく、互いに質問しあったりオモシロいものです。 雑談というか、脱線も多いですねェ・・・ 基本の組み合わせ技だけでなくリアルな護身術とか、痴漢撃退法や心構えなんかもレクチャーしますから・・・(笑)。 女性なんか、1つ技を覚えるだけで痴漢が逃げて行きます。 そういう実践的な技が人気ですねェ・・・ そりゃ普通の主婦が、そんな事(技)を覚える(教えてもらう)機会なんてありませんから・・・ まァみなさん、40代以上なので、ボチボチいきましょう・・・と言う感じです。 教えている私が60歳ですから・・・(笑)。 時たま、サンドバックやミット練習をして気分転換を図ります。 これだけ真面目で本格的な練習をして、まだ辞める人がいません。 不思議ですねェ・・・ というより、みなさん空手を楽しんでいらっしゃいます。 「健康カラテ」が趣旨なので、大学時代に習った伝統空手(林派糸東流)を基本にして、試合目的の怪我の危険性になるような自由組手はしません。 安全第一に考えていますが、一生に一度あるかないかという「イザという時」の護身の為の狙う場所は「人中」「鳩尾」「金的」だと(人間の3大ウイークポイント)、エアー練習(空突き、空蹴り)で上段突き、中段突き、前蹴りで何回も身体に摺り込むように指導しています。 とっさの時には、やはり練習した「技」しか出ませんから。 ただ、回数を熟して身体で覚えるという20代ではありませんので、突きや受けは数回正しいフォームをゆっくりスロモーションでしてから、基本技を20回繰り返すようにしています。 蹴りは「膝のかい込み」が何より重要なので、大学時代に習ったスリーステップ練習を踏襲しています。 時間制限も体力制限もありますので、これくらいが調度イイでしょう。 まァ、何も練習しなければ攻撃も防御も出来ませんから、痴漢や悪漢にやられっ放しという事です。 健康カラテでは試合用の稽古はしませんので、沖縄空手(止揚会)で普段私が師範から習っている「本当の護身術」の一部も伝えています・・・ そして、日常生活にないヨガにも通じる空手の「呼吸法」と、体重移動と円運動による空手の破壊力を如何に生徒さんに伝えるかに腐心しています・・・ まァ、2020年東京オリンピックに正式採用された空手と同じ「伝統空手」の基本をミッチリやって、将来どこの空手道場に替わっても通用するような技を身につけてもらう事が最大の願いです。 日本発祥の空手の基本は先人の何百年の知恵と技の集積ですから、世界中何処へ行っても通用するほどワールドワイドです。 仕事と一緒で会社内だけ通用しても意味はなく、社外でも通用するようなスキルを身に付ける事こそ重要なのです。 今私が所属している沖縄空手「唐手道 止揚会」では、部分的に空手の基本も指導していますが、今回の「健康カラテ」は主宰しているので、全ての指導が私にかかってきています。 お金を取らない部分で気楽な面もありますが、人に教える事によって自分も逆に学ぶ場合も多いです。 自分では何の意識もしない動作も、それを全くの素人に分かり易く教えるというのは非常に骨の折れる事です。 分かり切った基本を自分の中でもう1回分析整理する事を強いられます。 それが非常に勉強になるんですねェ・・・ という事で、自分にしかできない無償のボランティア活動を通じて、精神的にスゴク充実している自分を発見します。 やはり、「こんな自分でも、少しでも人の役に立っている・・・」という実感が生きる証となっているのか・・・(涙)。 普段ビジネスに追いかけられている自分だけに、ボランティアをする事によって自然と精神のバランスを取ろうとしているのか・・・ これが誰でも出来るボランティアだと、ここまで充実感を持てなかったでしょう・・・ そういう事は他の人に任せておけばイイのです。 まァ、トランクルームで「日本最安値」、音楽リハスタで「大阪最安値」の低料金を提供している事が半分ボランティアみたいなものですが・・・(笑)。 あとは、自分しか出来ないという事で、何らかの方法でウインド仲間とウインドサーフィンを教えるというボランティアか・・・(笑)。 そして、ドラマーとしてロックバンドで老人ホームに慰問に行くとか・・・ 20年後の老人ホームで、ディープ・パープルとかアース、ウインド&ファイヤーやったら流行るでェ・・・ もう完全な偏見か・・・(笑)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.14 06:28:17
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