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カテゴリ:トランクルーム貝塚
弊社トランクルーム本館1階は「3重ロック」です。
3重ロック・・・? 何?それ・・・という質問が出そうです。 それは、外部からトランクルームの自分の部屋まで「扉が3枚」あるという意味です。 外扉(鉄扉) → 中扉(鉄扉) → 自分の部屋の扉 3つも扉があれば、泥棒さんも困ります・・・(笑)。 更に、外扉を開ければ1台目の防犯カメラが待ち構えています。 更に更に、中扉を開けても、また2台目の防犯カメラが待ち構えています。 まァ、泥棒さんもココまでセキュリティを万全にしていると、完全にヤル気が失せてしまうでしょう・・・ 万一ここまで侵入したとしても、部屋が完全に仕切られていますので、何処に何が入っているか皆目見当がつきません。 3重ロックに防犯カメラが2台・・・トランクルーム全体(本館+別館)では防犯カメラ6台、カメラ付きドアホン2台で、セキュリティばっちりです。 その防犯カメラもインターネット(ネットワーク)カメラで、私が何処にいてもスマートフォンで遠隔監視できるのです。 こういった優れたセキュリティシステムがあるのですが、残念ながら「日本最安値!」と低価格を前面に押し出してアピールしている現状が、自分的には少々情けないですねェ・・・ 長かった織物時代はずっと下請け(大手総合商社の100%委託生産)でしたので、「安く請けてしまう」というのが習性になっているのです。 30年ほど前、初期の羽毛布団が一式20~30万円で売られてい時代に「表の布地(生地)」を織っていたのですが、1m織って120円~150円ほどの加工賃でした。 それで、「エエ工賃や・・・」と手放しで喜んでいたのです・・・ 普通に考えれば、上代に比べて加工賃が安すぎます。 それが、分業化され情報も遮断されている繊維業界にドップリ浸かっていれば、分からなかったんですねェ・・・ まァ、要は薄利多売です。 月産20万mの織物生産をパート含めてたった10人で、24時間エンドレス操業(年355日)を新しい織物機械(エアージェット織機)を導入してから20年間も営んでいたのです。 イヤ、習性というより、もうDNAに組み込まれているとでも言うのでしょうか・・・(涙)。 どうしても、高い値段で売る事が出来ない(高い賃料で貸す事が出来ない)のです・・・(笑)。 堂々と高い値段を提示できないのです・・・ 立派な?事を言っても、本当は自信がないのか? トランクルームもスタジオも値段で何日も熟睡できない日が続きました・・・ それ程、値段設定は難しいのです。 まァ、安い値段で提供する事によって、結果エンドユーザーにとって、それが1番なんですが・・・ しかし、泉州地域のトランクルームの殆どは「コンテナ」タイプですが、これだと1枚のドアがあるだけで「1重ロック」という事になります。 多くのコンテナは便利で人通りの多い国道や県道沿いにありますが、1枚しかドアがないので何を出し入れしているかが、場合によっては丸見えです。 少ない屋内タイプでも「2重ロック」までです。 「3重ロック」というのは弊社だけという事になります。 おそらく、日本で弊社だけでしょう・・・ では、何故3重ロックなのか? それは、単に建物構造がそうだったからです。 元織物工場でしたので、外からドアを開けていきなり織物現場では問題があったのです。 温湿度の管理と騒音で、外と中の間に「空間」が必要だったのです。 それが、中扉だったのです。 織物工場とすれば、ごく当たり前の構造ですが、それがトランクルームに用途変更すると逆にオーバースペックになってしまったのです。 という事で、トランクルームで何が最も大事かと言えば、安心安全の「セキュリティ」ですが、それを前面に打ち出せないジレンマに陥っているのをご理解いただけたかと思います。 貝塚市は東京23区や大阪市内といった都会ではありませんので、貝塚のような地方で都会型ビジネスであるトランクルームの情報発信をしようと思えば、「低価格」を武器にするしかなかったのです・・・(涙)。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 大阪府 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.29 16:41:29
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