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孤立した集落が出たり、受験に影響が出たりと散々な週末でしたね。今週も降るとか。
昔の映画を見ました。皆若い。

映画「リメインズ　美しき勇者たち」
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リメインズ　美しき勇者たち

出演
真田広之（音楽監督兼）菅原文太　蟹江敬三　夏八木　勲　長門　裕之
監督
千葉真一

大正末期の北国。マタギ衆とその家族は、鷹の爪と呼ばれる山村で暮らしていた。マタギ衆の射手・鋭治は幼馴染のユキと2年ぶりに再会した。小さい頃から正義感が強く、男勝りの気性を持ったユキは、あと2年残っている庄屋の奉公を喧嘩して辞めて来てしまったのだった。そんな時、ユキの実家で大惨劇が起こる。ユキの父・母・弟の3人が赤マダラと呼ばれる巨大な人食い熊によって斬殺されたのだった。

JAC(ジャパンアクションクラブ）20周年記念作品。字幕の出し方何とかならなかっ（三毛別羆事件）というのはいい。しかし途中の「そして1年が経った」という字幕は何だか素人っぽいんですよね。

冒頭、女性ばかりを喰う赤マダラらしき熊が現れたと聞いて、大将に率いられたマタギ衆が雪の中を駆けまわる。そして鋭治がいよいよ仕止めようと銃を構えた時に、前方からざざざっと降りてくる人影。その人影こそ幼馴染のユキだった。そしてユキは去っていく。

で、ここからユキと鋭治の平和な時代の描写があり、ユキを襲う悲劇と村からの出奔が描かれる。だがこの後、雪山でユキと鋭治が再会する前に、実は二人は森の中で会ってるシーンなどもあって混乱しました。そこへ「そして1年が経った」ってテロップが入ってくるんです。何か、もう少しスマートに見せられる工夫はなかったのかな、と。

映画の中でマタギの村に偉いお大尽様がやって来て「これからこの村は鉱山をやっていく」みたいな事を言うんですね。鋭治達マタギや彼等の村は時代に取り残されていくわけですけれど、その事を鋭治達が深く考えるようなシーンはなかった。誤って爆破現場に入ってしまった鋭治を咎めるシーンで彼等が時代に取り残されていくことを表していたのだろうか。

真田さんは若くてアクションのキレもいい。ユキを演じた村松美香さんが最後に身につけているのは、里美八犬伝で真田さんが身につけていたような露出の多いファッション。女性の匂いをふりまくため？とはいえ、大正時代にあのファッションはどうなの？とちょっとぎょっとしました。熊はCGがなかった時代なので着ぐるみでしたが、それほど違和感はなかったです。そういや、犬の名前がメルってえらくハイカラだな。



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