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テーマ:お酒大好き(5114)
カテゴリ:日本酒・長野県
主銘柄が「明峰喜久盛」「秀峰喜久盛」の信州銘醸。その中で「瀧澤」は純米造りを中心としたこだわりの酒。
信州銘醸は平均精白歩合59%と長野県内随一を誇るという。 美山錦、アルプス酵母、酒造責任者は信州小谷杜氏(西澤勝氏)と地元信州にこだわった酒造りをしてます。 詳細なスペックが書かれているのは私好みです。 原料米: 長野県産美山錦 精米歩合: 酒母55%、掛米55% 日本酒度: ±0 使用酵母: 自家酵母 アルコール度数: 16-17度 使用水: 和田峠黒耀水(硬度0.95、超軟水)依田川伏流水 酸度: 1.7 粕歩合: 47% 杜氏: 西澤勝 高い粕歩合からするとヤブタではなく、舟で搾っているのでしょう。 こうした酒粕が手に入れば美味しい料理や粕漬けが出来るはずです。 日本一と言われる硬度0.95の超軟水での仕込みは、酵母にとって栄養分となるミネラル分が少ないので、酵母が元気に糖分を喰って醗酵していく工程に難しいものがあります。 明治時代など戦前の酒造技術では腐造の原因の一つともなったものです。 腐造を抑えるために先人の知恵は「柱焼酎」と呼ばれるアルコール添加でしのいだりしましたが、それをもって「アルコール添加は古来より日本酒の酒造技術の伝統である」と由緒正しいとばかりに論陣を張る人もいるのも事実です。 さて、私の舌ではそうした超軟水造りを事前に知らされなければ、感知出来るほど繊細なものではありません。 単に美味いか、旨いか、そうでないか。 結論は、爽やかで淡麗な、そして旨味も載った飲みやすい良酒でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/15 02:42:38 PM
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