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テーマ:純米酒が大好き!(87)
カテゴリ:日本酒・北海道
北海道農業試験場が生んだ「初雫」と「吟風」の交配種で、6年前に誕生した「彗星」を全量使用した純米吟醸です。
タンパク質の含有量が低く、酒米としての適性があることから、奈良県の大倉本家でも文字通り「彗星」という銘柄でこの酒造好適米を使用した純米酒を造っています。 「今金(いまかね)」という酒名は、地名である今金町から来ている。 品質日本一を誇る今金男爵の主産地として知られ、初夏には薄紫の男爵芋の花が丘陵を覆うと言われる。 色味は熟成酒のような薄いゴールド。まさに「今金」である。 立ち香は穏やかで主張少なく、大人しい酵母を使っているものと思われる。 口に含むと、立ち香とは裏腹にガッツリくる個性が際立つ。 開栓したてで「東京の空気は合わないぞ!」と言いたいのか、よそ者を受け付けない頑固さを感じる。 このタイプの酒は燗あがりすることから、ただちにやや強めの燗づけをし、温度の変化と共に様子を見ると、やはり冷や(常温)よりも人懐こくなった。 私が用意した鶏のソテーやポテトサラダとも良くあう。 北海道とひとくくりで言っても、日本酒のバリエーションは多様であることを痛感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/05/10 12:27:20 PM
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