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カテゴリ:こころとは
感情とは、水面に小石を投げ込んだときのように心の中に波紋の広がりとなる。芥川賞作家でお坊さんの玄侑宗久さんでも3日前に聴いた講演ので怒っていることがあるととうとうと述べた。怒りのレベルの差はあるものの人間の感情の中の波のひとつであることを認識して、その波の波紋をどう処置するかなんでしょうね。 Aさんは70歳を越える研究熱心な経営者兼開発者なのですが、ここ3年ほどLEDを使っての商品開発をしています。以前、半透明なトルソー(マネキン)に七色に変化するLEDを入れてもらって、腹巻の販売促進のためにヒラメイて制作依頼して加工してもらった、結果は県の物産展での販売で売れなくて困っていたのが参加約50社の中でトップ売り上げをあげるまでになったことがございました。 今回は、もう3年も試作研究しているのになかなか商品化にまで至らないというものだから、「小さいものばかりに目を向けるのでなく今やっているものを応用して、店舗入り口のガラスドアーにLED発光を仕掛けたものを創ってみたらどうですか?ものが大きくなるだけなんだから簡単にできるでしょう」とアドバイスしたわけですね。23日に寄ったときは、サッシガラスを入手しましたから、とりかかれる準備ができましたと言っていたがその試作品ができあがっていました。まずまずでないですかと言いましたら、以前から作ろうと思っていたものだからとしゃ~しゃ~と云うものだから、私が提案したものを私の前で、自分の発想であるとよく云えますね。と云ったわけですよ。この位のことは前から考えていたと、目玉を左右にゆらしながら答えるわけです。目は口ほどにものを言いと昔から言いますが、なんともまぁ~ですね。 発想者とは、見た瞬間、尋ねられた瞬間、ふれた瞬間に発想が湧くものです。ちなみに最近は次から次へと発想展開にことかきません。発想者を無視して自分で考えたと私の前で言ったことから、それは違うんじゃないのという怒りの感情がわきあがり、一言本人に言い返します。アイディアの横取りとかには比較的慣れてはいるものの、目の前でいきなり云われれば、聞き流すと言うわけには、いかないものです。 世の中には、そういう人はけっこういるものなのです。完全に思いこみが強く、自分の発想と思い込めればいいですが、そうでない場合、良心の呵責と申しましょうか。やがては心のアンバランスが病気を引き起こします。心の法則はいつも同じような発想で判断行動するわけですから。お年寄りには、残り寿命も限られておりますから、これ以上の会話は遠慮しました。その場で倒られでもしたら、たまったものではありませんから。 沸きあがった感情処理は、云いたいことを云えば、満足するものです。とは云え、それが更なるもつれを引き起こす場合が多いわけですが・・・若いころと違って瞬間湯沸かし器は脱したもののリアクションはすぐしてしまいますね。 なおこれからも楽しい人と判断した場合は、遠慮なくアドバイスはするでしょうね。ヒラメキは天の恵みですから、マインド判断に委ねる中で・・・とはいえ、「達人のコミュニケーション術」なる冊子を途中で書店にて発見したので購入してきましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/03/27 09:33:45 PM
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