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カテゴリ:おいしい健康
【今日の発酵学】立春朝絞りの柿酢ができあがりました。
12月30日に仕込んだ柿酢づくり36日目になりますが、蓋をあけてみるとアルコール発酵、酢酸発酵を経て酢の匂いがするようになりました。指で味を確認してみると美味しい柿酢になっている。そこでいつ濾過したらいいものかと案じておりましたが立春絞りとしてみました。布巾でしぼって300ccほどできあがった。 布巾で濾過すればいいわけですが、あまりにも時間がかかりそうなので布巾で絞ったわけです。手で絞る加減が難しいのです。強く絞りすぎると布巾の布目からピューと中身が勢いよく飛び出してしまうわけです。 まだ残り1.8リットルほど絞れるのですがこれがなかなか難儀な仕事なのです。遠心分離機があればいいのだが、そこで残りは一升瓶に入れ置き自然沈殿を待って上澄み使用としましょうか。何はさておき300ccの梅酢ができあがりました。 目論見では全部で2リットル余の柿酢ができあがる予定です。1年ほど熟成させると芳醇な味になるとある。半分使って残り半分は熟成させることにしましょうか。 柿酢の絞り方を検討してしてみないといけないと思い検索してみたら、柿酢の濾し方は、こし布がポイント。はちみつをろ過するときに使用しているオーガンジー(ナイロン製の網目が細かい布)というものがネット通販で求めることができることを知りました。瓶にじょうごを差し込み、そのじょうごにオーガンジーの布を敷いてドロドロになっているペースト状の柿を入れて濾過するわけです。しゃもじやおたまで圧を掛けて濾すわけです。最後は、巾着状にしてから手で絞りきります。 柿酢の販売価格は720mlで@2,000~3,000円位でしょうか。自分でつくってみるとそれ位の手間暇がかかるでしょうね。発酵熟成の時間もかかります。しかし、それらにまさる自分でつくる楽しみというものがあります。 柿酢を作ってみようと思ったきっかけは、高級寿司店では柿酢を使っていると聞いたので、ならば自分で作ってみてもいいかもと思い立ったわけです。この時代、webで「柿酢 作り方」を検索すればすぐ詳しく知ることができるわけです。 柿酢を使った料理(柿酢で美味しい料理をつくろう) ※柿酢レシピをチェックしておこう。 準備しておけばいつでも柿酢料理にとりかかれます。 水で5~6倍に希釈するだけで、簡単に健康ドリンクが完成! 水割りや寿司酢。 お薦めはサラダのドレッシングとある。 千切りの大根、にんじんに塩少々を混ぜて、そこに柿酢と甘酒を2:1の割合で混ぜ合わせます。冷蔵庫に半日ほど寝かせると味がなじんでより美味しく仕上がります。 こんなのを見つけました ➡「柿酢で寿司をつくろう」 柿酢づくりでできる、柿酢の絞りカスを使った沢庵漬け 柿酢づくりの2次発酵である酢酸発酵で酢になるわけですが、空気中の酢酸菌から発酵が起こるわけです。ある種の環境が整うと酢酸菌が増殖するわけです。目に見えない大きさの微小な菌がそこかしこにあるわけです。すべての菌はその固有の好む環境があるわけです。 #柿酢 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/02/16 12:19:34 AM
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