テーマ:女性について(55)
カテゴリ:🔴 M【メモ・サブノート】
【十三淀川リヴァーブルース日記】
長くなったな題名が。 キャットウーマン・ママあらため仲間由紀恵ママが食事をしたいと言うから食事に行った。 食事中に「お客さんと同伴してきた女性客が来た」と店のホステスから電話があった。 「私はいいから先に行ったら?」と言ったら「私にはあなたが先」と可愛いことを言う。 このママは、以前言ったように、素人からママに転向?した人だから、プロの臭いが無い。 本当に心がきれいで、いい中流家庭で育ったお嬢さんという感じである。 ただ、依頼心が強いのが欠点といえるかな? ファーザーコンプレックスもあるらしい。 こんな私とつきあっている点もそうだと思う。 父親をはやく亡くして、十代で結婚した夫ははるかに年上で、その夫も亡くなって久しいという。 最近、彼女はストーカーにつきまとわれて怖くて夜も眠れないのだという。 この話は前回会ったときに話を聞いたのだが、今日はこの話のくわしいところは、端折る。 いつか書くかも知れない。 食事だけだという話だったから、食事が終わってから帰ろうとすると「今日は払わないでいいから店へ来て欲しい」という。 払わないと言うわけにも行かないだろうとは思ったが、今日は大事なお客の予約が入っていて、緊張するから私に来て欲しいという。 私が一緒にいてくれると安心するのだという。 いろんなことがあって男性不信になっているのだが、私だけは100%信頼しているのだという。 (そんな馬鹿な 私は道具じゃないよ!)・・・とは言わずに店に同伴した。 今、この現代日本において、私の意志力が問われていると思うが、将来の課題としておこう。 店は久しぶりにお客が多くて、私もひと安心した。 別に経営者でもないのだが、経営状態は気にかかる。 このママはお嬢さん芸でやっているのでいろいろアドバイスをしたりするのだが、ヒヤヒヤすることも多い。 だから、この店ではリラックスできない。 ママが客をほったらかして私の席へ来たら、「早くお客の席へ行ったら?」と、私はまるでパトロンである。 もうママの男的存在に、否応なしになってしまっている。 これでは将来有る私が心配である。 (まだ有るのか?) この日も、お客へ挨拶をすますと、蝶々のように両手をひらひらさせて、ピョンピョンと私の席に来て「帰ってきたわよ」とニッコリ。 プロじゃないね~。 まあ、その点が、私が彼女を好きな点なんだけれど 「ひさしぶりに他の店に遊びに行ってくる」というと身体でブロックされたが、何とか説得に成功して外に出た。 「久しぶりに」(本当かな?)悪女ママの店に行った。 カウンターに座ると、客についていた悪女ママがすぐ隣に来た。 話して相当時間が経ったので「お客の席に行かなくていいの?」と聞くと(私も苦労性である)、「いいのよ 女の子がいっぱいついているから」というので、厚意に(?)甘える。 ボトルが開いたら「私が海外から買ってきた高価なブランデーを入れよう」という。 たしかにボトルの形からして高価そうである。 「いいよ、そんな高い酒は」 「あなたがせっかく来てくれたのだから、このボトルは普通のボトルの値段にしてあげるから一緒に飲みましょう」と言う。 「他の客になら高く売れるのに」と言ったが「いいの」といいながらボトルを開けてしまった。 確かに味は高級ブランデーである。 こんなに商売の鬼、いやおんな鬼の定評のある悪女ママにこんなにしてもらうと甘い私はうれしくなってしまう。 そのうちに「プレゼントがある」といってネクタイをくれた。 明けてみるとベージュ色のネクタイである。 「この間ベージュ色のスカーフをしていたから、同じような色にしたの」 う~~ん、悪女ママ! 私の心をわしづかみにするのは、やめてくれないかな~? それに、「料理をしていると、あなたのことを思い出したりする」という。 先日、私にくれた手料理に関連してかな? う~~ん、悪女ママ! 私の心をわしづかみにするのは、やめてくれないかな~? それに、ついている女の子が飲もうとすると 「この人は無職で貧乏だから」注意して飲むようにというのである。 う~~ん、悪女ママ! 私の心をわしづかみにするのは、やめてくれないかな~? 無職で貧乏というのも(本当だけれど)やめてくれないかな~? そのうちに「練習しましょう」といってカラオケである。 「ふたりでのデュエット用」といって前回レッスンしてくれた曲を歌う。 だんだんではあるが私も上達途上かな? 私も悪のりして Elvis Pleslyの「Love Me Tender」(こればっかりなんだけれど)をひとりで歌った。 客がみんな帰って私も帰ろうとしたら「あなたはまだいいでしょ?」とボックス席に案内する。 (まだいいってわけでもないんだ)と思うが、ママのアマゾネス系の肉体がそばにピッタリひっついてくると、もうだめで、ママの美声を聞くばかりである。 悪女ママはスーツが似合う。 これはママがアマゾネス系の体格をしているからである。 私もそうなのだが、日本人にはめずらしく胴体の部分が円柱形になっている。 別の言い方をすると胸が厚い。 鳩胸といってもいい。 この体格だとスーツなど洋服が似合う。 ほとんどの日本人は、洗濯板のように胸板が薄いから背広がブカブカ状態になることが多い。 そのかわり胸板の薄い人は和服が似合う。 片岡孝夫(の名前で出ていた頃)の舞台を見ていたら、孝夫の薄い胸元が和服に似合って実に粋であった。 これがシュワちゃんだと関取になってしまう。 閑話休題 ひとりいた女の子も帰ってしまって、二人だけになってしまって、前回のall nightカラオケ状態になってしまって「これはまた朝までかな?」と思う。 でも、幸か不幸か?そのうちにママの気分がとつぜん悪くなった。 多分、前回同様、血圧だろう。 ママを長いソファーに横たえさせた。 「今夜はダメとわかっているのにお酒をのんだからかしら?」 「医者からは血圧が上昇する原因・食べ物を注意して見つけ出すようにといわれている」 ということだが、今夜のママは深夜ゾ~ンに入ってからは、結構飲んでたからな~。 私が止めればよかった。 「立ってみる」というママを押し止めてそのままソファーに寝かせて、背中などをさすってあげた。 もっと他の部分をさすると言うことも可能だったのだが、そ~ゆ~ことをすると血圧が心配だ。 残念である。 ママのグロスの光る唇が半開きになっている。 ママのためにも?キスをしたくなったが、そ~ゆ~ことをすると血圧が心配だ。 残念である。 「ブーツのまま横たわっているとソファーが汚れる」と、悪女ママはこんなときにもプロである。 仲間由紀恵ママには、爪の垢でも煎じて飲んで欲しい。 ブーツを脱がしてあげた。 なんだかエロティックな気分になる。 唇へのキスを許してくれないのだから、おみ足にでもキスをしようかと思ったが、私が変態なのがバレるといけないので思いとどまった。 代わりに脱がしたピンヒールで、試しに自分の太ももを突いてみたが、特にマゾの快感は得られなかった。 残念である。 いつかママに、ふんずけてもらおう。 せっかく横たわっているママのナイスバディーを目の前にして、「おわずけワン!状態」がかなり続いたが、そのうちにママが「もうだいじょうぶ」と言って起きあがった。 スーツの上に黒いファーのショールを羽織って朝の街路を歩く悪女ママはゴージャスである。 別れ際にママは意外なことを言った。 「バーには来なくてもいいから、電話をちょうだいね」 う~~ん。 バーのママで「来なくてもいい」といった人は初めてである。 もちろん、「決してくるな」ということでは無くて「無理をしてまで来ることはないから」ということだと解釈している。 う~~ん、悪女ママ! 私の心をわしづかみにするのは、やめてくれないかな~? また成果のないままで朝帰りである。 どう報告すればいいのだろう(って、報告してるでしょ?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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