カテゴリ:🔴 D 【災害・温暖化・地震】
私は、将来、水・食糧・エネルギーを巡って、今までのそれとは様相・動機の異なった戦争が勃発すると思っている。
もちろん、今でも戦争はあるわけだが、今の戦争とは違う種類の戦争になると思う。 今の戦争は、一応、宗教とか、従来の敵対関係をひきづったものとか、その国の反対勢力との内乱とか、そういう類のものだ。 しかし、これからは、いろんな種類のグローバル化が進んだ結果、地球上の資源の寡占化が進み、争奪戦が、極めて露骨になり、その結果、大義名分の無い、なりふり構わぬ戦争になると思う。 ~~~~~~~~ 資源と言っても色々あると思うが、例えば ○ 石油 ○ 食糧 ○ 水 あたりは、すでに不足していて、またいくら有ってもいいもので、それらの囲い込みが始まっている。 ブッシュがはじめたイラク戦争も、石油資源を確保したい、また石油の代金決済をドル以外の通貨にさせないためのものだった、と言われている。 私は、以前このブログで、石油の代金決済をドル以外の通貨にさせないためだという推測を書いたことがある。 その石油についても、米国の住宅問題からのドルの下落にともなって、投機資金がドルから逃げ出して、暴騰している原油に向かっている。 この高価格は、米国経済が落ち着くまで、当分とまらないだろう。 もう一つ、石油の代替として注目されているエタノールについても、その減量となる穀物の大量な将来需要が見込まれて、穀物の価格上昇が見られる。 そのために、世界的に食糧全体の価格が上昇する。 もうひとつ、水資源だが、これも実際には、世界的に不足しているのである。 さらに、地球温暖化の影響で、この傾向に拍車がかかるだろう。 地球温暖化の影響は、長期的に見れば、大変な影響を人類に与えるだろう。 北極の氷が溶けると、海面の水位が上昇するというのは、世界中の人間が信じていることであるが、これは明白にウソである(と思う)。 アルキメデスの原理というものがあるが、水中の物体は、その物体がおしのけた水の重量だけ軽くなる、というものである。 しかし、そう簡単でもないらしい。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、こういう事も書かれている。 ~~~~~~~~ 海面上昇の主たる原因は海水の熱膨張であり、次いで氷河の融解、グリーンランド氷床の融解があげられる。単純に熱膨張や融解で上昇するわけではなく、海面の上昇または低下を考える上では、いくつかの要因を一旦分けて考え、それらをまとめて総合的に判断する必要がある。 北極海や南極海などの海氷融解 : 海氷の多くは、陸上の河川から流入したり沿岸の氷山が溶けて流入したりした淡水によって塩分濃度が低くなった海水からできる。塩分を析出しながら凝固するので、海氷の塩分濃度は非常に薄く、元となった海水よりも濃度が低い。そのため、密度差により海面は上昇する。上昇幅は塩分濃度の差=密度差に左右されるが、特に北極海では融解が進むほど海水自体の塩分濃度が下がるため、融解が進めば進むほど融解量あたりの海面の上昇幅は小さくなる。 北極や南極の氷山融解 : 氷河由来の氷山の場合は、陸上から海に流れ出た時点で氷河の体積の9割弱程度海の体積が増え、融解後にはさらに塩分濃度差の分だけ僅かに海の体積が増える。 北極や南極、高緯度地域、高山の氷河・残存雪氷・永久凍土融解 : 融解して水となって海に流れ出た分、海の体積が増える。 その他の海水への流入 : 陸上にある氷河底湖が流出すれば、その体積分だけ海の体積が増える。また、氷河内に土砂や水塊があった場合、融解に伴って一気に海に流入し体積が急に増えることが考えられる。 熱膨張 : 温度によって熱膨張率が異なるが、4℃から離れれば離れるほど体積は加速度的に増える。 蒸発量 : 海からの蒸発量の変化は、海の体積の変化をもたらす。間接的に降水量と関係している。 地形の変化 : 体積が変化しない場合でも、海底の隆起や沈降、陸上由来の土砂の堆積など、海に接している地形の変化によって海面が上昇する。 また南極の氷床に関しては、地球全体を見れば温暖化が進んでいるものの南極付近では寒冷化が起こっているため、融解量を降水量が上回り南極の氷床は増えるとの報告もある。実際30年ほど前と比較すると南極の氷床の体積は有意に増加している。 IPCCの第3次報告書(2001)では、2100年までに 0.09~0.88m の上昇と予測していたが、第4次報告書(2007)では、0.18~0.59m の上昇と予測の幅を狭めている。 ~~~~~~~~ この辺の科学的な説明は、私には、正直なところ、よくわからない。 特にこの部分は、アルキメデスの原理に反しているではないか? ■ 北極や南極の氷山融解 : 氷河由来の氷山の場合は、陸上から海に流れ出た時点で氷河の体積の9割弱程度海の体積が増え、融解後にはさらに塩分濃度差の分だけ僅かに海の体積が増える。 この間、BBCの番組でこういうことが言われていた。 ■ 地球は、前回の氷河期から徐々に温暖化してきたと思われているが、実際には約1000年ほどの寒冷期があり、例えば英国は雪で覆われていた。 原因は、北海まで流入している暖流(フランドル暖流だったと思うが)が後退したことにある。 世界の海には、海流に影響を与えている深層海流というものがあり、この流れが変わることにより、極めて大きな気候変化が起こる。 この深海海流の流れがどうも、また変わりそうだという。 とすれば、地球は温暖化どころか、それを呑み込んだ寒冷化となる。 私のつたない知識でも、過去の地球の気候に極めて大きなインパクトを与えた天変地異がある。 惑星の地球への衝突による地球規模の灼熱の火災、それに大火山の爆発による火山灰が世界を覆うことによる寒冷化である。 CO2の管理だけは、人類のチカラで、多少は可能かも知れないが、上記の二つの天変地異に対して、人類は今のところなにもできない。 惑星の衝突は、理論的には、避ける方法があるともいわれているが、これはいつのことになるか? とにかく、こういうのを天命というのか? 人間のチカラには限界があるものだと、つくづく思うのである。 よく、数多くの宗教が「世界の終わり」を「予言」して、その宗教に帰依することで救われるなど、インチキな教理で、「信じたい」「他人(宗教)に頼りたい」人びとを詐取しているが、こういうエセ宗教人も、この天命の前には、同じ運命を辿るのである。 キリスト教の聖書には、ノアの箱舟というものが出てくる。 大洪水伝説にかかわる物語。 あれ、おかしいでしょ? ■箱舟はゴフェルの木でつくられ、三階建てで内部に小部屋が多く設けられていた。ノアは箱舟を完成させると、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。洪水は40日40夜続き、地上に生きていたものを滅ぼしつくした。水は150日の間、地上で勢いを失わなかった。その後、箱舟はアララト山の上にとまった。 40日のあと、ノアは鴉を放ったが、とまるところがなく帰ってきた。さらに鳩を放したが、同じように戻ってきた。7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきた。さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってこなかった。 ノアは水がひいたことを知り、家族と動物たちと共に箱舟を出た。そこで祭壇を築いて焼き尽くすいけにえを神にささげた。神はこれに対して、ノアとその息子たちを祝福し、ノアとその息子たちと後の子孫たち、そして地上の全ての肉なるものに対し、全生物を全滅させる大洪水は決して起こさないことを契約した。その契約のしるしとして、空に虹をかけた。 ~~~~~~~~ おかしいのは、承知で文句をつけるのだが、おどろく無かれ、米国では半分近くの人がこの「神話」を信じているのだ。 というか聖書の出来事は本当に起こったと信じているのだ。 ○ 当時の科学技術?で、タイタニック号にも匹敵するという大型「木造」船が建造できるわけがない ○ ノアは箱舟を完成させると、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた。・・・とあるが、全ての動物のつがいって、動植物のすべての種・亜種なんて天文学的なものなので、不可能。 ○ それにノアの子孫についてもいえるのだが、ワンカップルだけで繁殖は不可能なはず。 ○ 全ての動物には、猛獣もいる。腹を空かせた猛獣が他の動物を補食するのは当然。 ○ ある科学者が、のあの箱舟に乗った動物以外の化石が発見されていると指摘したところ、キリスト教側は、あれはノアの箱舟に乗り損ねて、大洪水で溺死した動物だと抗弁。こうなると笑える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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