カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その1】
■ WBC 私が本当のことを言おう
WBCで日本が優勝した 愉快である はじめは無関心であった私も最後は夢中で観戦していた しかし、日本のマスメディアはバンザイ、良くやった、感動をありがとうの連呼ばかりである 特に決勝戦は史上希に見る好ゲームだったなどと書き立てている 本当だろうか? ―――― ◇ ―――― 私から言わせれば、決勝戦は息を呑む展開ではあったが、日本チームは素晴らしかったとは言えない もちろん投手陣は抜群の力を発揮したし、守備力も素晴らしかった 特に内川のレフト前をショートバウンドでスライディングキャッチ、目にもとまらぬ速さのスローイングで二塁にストライク返球、走者を刺したプレーには目を見張った しかし、攻撃に関しては、拙攻の山だったではないか? 日本国内のプロ野球だったら、評論家にぼろくそに言われる試合内容である 特に城島が試合を面白くしたMVPである (笑) 全6打席で走者を置いての大チャンスなのにすべて凡退、ダブルプレー、クソボールを振っての三振である もし城島が一打席でもヒットを打てば、軽く日本快勝で済んだゲームである そういった客観的な批評が無いところが日本的である ―――― ◇ ―――― イチローも全般的にWBCをもり立ててくれた 大リーグ屈指の好打者なのに極度の不振で日本ファンのフラストレーションを極限にまで高めてくれた 最高の伏線である その上での決勝戦でのつじつま合わせの活躍である さすがイチローである (笑) ただ、最後の一打が無かったら、ブーイングの嵐だったかも知れない ―――― ◇ ―――― 私がいろいろ悪口を言ったが原監督も、結果的に好印象である 星野前監督と正反対で、しゃしゃり出ず、余計なパーフォーマンスもせず、選手を信頼している雰囲気が伝わってきた 自分を殺して選手をまとめたとも言える 意地悪く言うと采配らしい采配が見えず選手頼みだった感じだが・・・ (笑) しかし優勝したのだからいいだろう プレッシャーもすごかっただろうから、ごくろうさま・・・である ―――― ◇ ―――― いずれにしても、各選手とも(城島も) (笑) よくやった 世界的にはマイナーなイベントであっても (笑) とにかく日本中が久しぶりに幸福感を味わった 私としては想定外である (笑) ―――― ◇ ―――― ただ、サムライ・ジャパンというのには抵抗があった こ~ゆ~事を書くといやがられるのは承知だし、くり返しになるが、江戸時代の士族階級は、人口の5%前後でしかなかった 日本人全体がサムライであるはずもない 都市で見ても江戸幕府お膝元で武士が多いお江戸と商人の街大坂では人の気質も全く違う それなのに「サムライ」「サムライ」である 大阪出身の選手も多いのに、どうするのだ (笑) まあ、サムライというのは精神的な意味合いなのだ、ということで妥協してもいいのだが (笑)、それでも「士農工商」の残りの、人口の大部分を占めた「農工商」の日本人はどうなるのだ? ジャパンに入れないのか? (笑) 外国にも貴族階級や騎士階級があったが、ナイト・ブリテンとか、シュヴァリエー・フランスとか、カバレロ・スペインなどというチーム名は聞いたことがない ・・・と屁理屈をこねくり回して発散したので、今日はこれぐらいにしといたるわ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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