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昔からファンの森山大道氏のスナップ論
あるHP?のコピペである ―――― ◇ ―――― 世界的に高い評価を獲得している写真家の森山大道。彼の写真に対する姿勢・考え方は 多くのアマチュアカメラマンにとっても大きなヒントになると思います 更新日: 2014年01月27日 datamanさん 森山大道 もりやま だいどう 写真家 1938年10月10日生まれ 大阪府池田市出身 「アレ・ブレ・ボケ」と形容される独特の作風は海外でも高く評価されている 日本写真批評家協会新人賞、日本写真家協会年度賞、第44回毎日芸術賞受賞、ドイツ写真家協会賞受賞など受賞歴多数 自称「街頭スナップ写真家」 50年間、街に立ち、路上のあらゆるものを撮り続けてきた 森山大道が語るスナップ写真の極意とは? ※スナップ写真=人物などの被写体を、自然な形や雰囲気の中で早撮りした写真 ※ 共感した箇所に「●」を付けることとする ―――― ◇ ―――― ▼ カメラは何でもいい もうずっとコンパクトカメラを使ってるけど、でもそれがなくても、撮りたくなったら、どんなカメラでもいいから目のまえにあるカメラで撮ります、たとえそれが「写ルンです」でもポラロイドでも大型カメラでも これでなくてはなんてことはまったくないです コンパクトでも一眼でもスマホでもいい デジタルはダメだとか、僕の美学に合わないなんてことはない ● 最終的に良い1枚が写ればいい 写真家にとってはそれがすべてだ フィルムでもデジタルでもいい ▼ モノクロでもカラーでもいい ● ぼくの実感として、モノクローム写真には、多分に世界を象徴化し抽象化する感じがあり、 カラー写真には、どこか外界を世俗化し風俗化する趣がある ▼ オススメのカメラは RICOH「GR」 RICOH「GR」 2013年4月発売 新型APS-CサイズCMOSイメージセンサー 高性能画像処理エンジン“GR ENGINE V” ローパスフィルターレス仕様を組み合わせることで 高い解像度と階調豊かな色再現性、高感度画質の向上を実現した シャッターレスポンスが速くて良い 暗がりがスカッと撮れるのがずいぶん違う 僕のように都市をスナップするものにはうれしい 「GR」の発表会に森山大道氏が登場 - デジカメ Watch GRを使う一番のモーメントは、パッと手に馴染むのが体感できるところ ファーストインプレッションのようなものでパッとくるものがある もう50年以上ストリートスナップを撮っているが、 ● 色々使った中でGRシリーズがストリートスナップに最も適している ▼ なるべく身軽に撮る いろいろ持つともうダメなんです ● だから、コンパクトカメラでっていうのもあるんですよ (中略) とにかく、ごろついたりかさばったり重いものはすべてダメ (中略) カメラバッグなんてとんでもないですね ▼ たくさん撮る ただ僕がこれまで撮影してきた路上のスナップ写真というものは、 とにかく圧倒的に量を撮らないと意味がないんですよ 僕のスナップ写真に対する考え方の一つとして、 「量のない質はない」というのがあります ● ストリートカメラマンは圧倒的な偶然に委ねているのだから、 数を撮らないことには引っかかってこない 下手な鉄砲といいますが、スナップ写真はまさにそのとおりで、 それ自体恥ずべきことではなくて誇るべきことです (中略) ● 小手先の美学や観念で作られた写真なんて量が一蹴します 若いころは100mでフィルム1本位は撮っていたかな。 今はその気になってだいたい一日20本 ※ 1日720枚!(20本×36枚) ※ 大容量記録メディアは欠かせない デジカメの場合 ● ▼ 毎日通る道を撮る 学生なら学校への行程を、サラリーマンなら会社に行くまでの道程を、あるいはよく行く商店街を、そうした自分の日常で辿っている道を、まず徹底的に撮ったほうがいい (中略) だいたい商店街1本をしつこく撮れば、スナップのレッスンにとどまらず、写真全般のいいレッスンになる ● ▼ ひとつの道を往復で撮る 同じ道でも 逆光で見てさほど面白く見えなかった物でも、順光で見れば面白かったり…… 大げさに言えば街の風景が変わってくる そうするとまた、別のショット、別のイメージが撮れる だから、商店街や通りを撮るときは、必ず往復すること ● もし急いでいて、往復することができない場合は、必ず振り返る ▼ とにかく撮り続ける ● たいして動かないで考えて、あのスタイルもこのパターンもイヤだとか分かったとか言ってやめてしまったら、そこでおしまいなんですね ● やはり撮ることによって変わっていくしかないんです ● ダメならダメでやりつづける、変えようという意志よりも撮る意志によって変わっていくことのほうがぼくは正解だと思う ● あんまり頭の中でごちゃごちゃと考えたり、理屈をこねてる前に、撮っちゃったほうがいいよっていうことなんだ 理屈なんて、後からいくらでも付けられるんだからさ ▼ テーマは必要ない 何かテーマを作ると自分の写真の可能性が手薄になるような気がしてる 生きて写真を撮ってること自体が、すでにテーマなんだから、 その先にさらにテーマなんて必要ないよ ▼ ストーリーも必要ない カメラって世界をバンバンとコピーしてくれるでしょ? あれこれとストーリーを考えなくてもいいわけだし ● だって、街そのものがストーリーなんだから ● そこにあるもの自体がアートをやっているわけだから、 (写真で)わざわざアートにしなくてもいい ▼ メッセージを意識せずに撮る 社会的なメッセージって、あんまりそれを表に出そうとすると、説明的になり過ぎて作品自体からリアリティーが失われてしまうんですよね ▼ 基本1人で撮る 僕自身はあまり人と一緒に何かをやるとか、繋がるというのはダメなんです 興味もない (中略) 僕には、写真というのは基本的には一人で撮るもんだという認識があります ▼ でも男1人で警戒されるときは 本当にたまに、知り合いの女の子に頼んで撮影のあいだ一緒に歩いてもらうことがある (中略) やっぱり1人でカメラ持って街をウロウロしていると怪しいから、当然敏感になる人もいるわけで ▼ 写真を撮っていて怒られたら カメラを取られたり、けっとばされたり、いろいろなことがありました ただ、だからといっていちいちひるんでたら写真は撮れないしね 結局はまた何とか撮ることを考えますね (中略) 三十歳ぐらいまでは、「学生だ」「課題だ」とか言って逃げ切った ▼ 撮った写真はその場で見ない 撮影帰りのタクシーのなかでさ、暇だから見たりはするけれど、あんまり見たくはないね 昨日けっこう撮ったけど、全然見てない 全部を反芻する行為っていうのはさ、スナップの行為とはある意味、矛盾すると考えてるから フィルムで撮ったら、さっと撮ってぱっと次へ行くけど、デジタルだとモニターがチラッと見えちゃうんだよ そうすると未練がずーっと後を引いてしつこくなるわけ ▼ 撮った写真を消去しない 当初はね、パッと見返して気に入らないとその場で消去するなんてこともしたんだけど いまは見ないし一切消さない だって後で見たら、意外にいいって思えるかもしれないんだから ▼ ちょっと時間を置いてから見る 全ての写真、特にスナップ写真というのは、最終的にはすべて記録として収れんされるんです 撮った時は撮った時の勢いや温度感があるけど、時間が経つと違った見方ができる ● 自分が撮ったものでも、再び出会った時に、違うコンテキストを見出すことができる その構造が写真の一番の強度で面白いところだと思う ―――― ◇ ―――― 私も、この間の欧州旅行には このGR(リコー)と ・ RX10 ソニー ・ GX100 リコー を携行した 以前は、ニコン一辺倒だったが 一眼レフを使わなくなってからは 主にリコー ネオ一眼のRX10が、初めてのソニー コンデジは、デジイチのような シャキシャキ感が無いが やはり ・ 手軽さ ・ 軽量 だから もう、フルサイズのデジイチは、売却しよう 今回のGR/RX100はまだ、使い方がよくわからなかったが それに、まだ、写真を見直していない 今日あたり、テレビで、見てみよう 私にとっては 写真って、 撮るとき 切り取る時が その時の幸福感が ほとんどすべて とはいえ 見直すと、新しい発見があるらしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.11 12:45:22
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