カテゴリ:🔴 D 【災害・温暖化・地震】
今日、二回目の記事だが
現在大阪在住である私は南海トラフについて ウィキペディアで、 学習しておこうと思う ― ― ― ― 南海トラフの位置 南海トラフ(なんかいトラフ)は、四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝(トラフ)のこと。非常に活発で大規模な地震発生帯である。 南海トラフ北端部の駿河湾内に位置する部分は駿河トラフとも呼称される。 目次 1 概要 2 南海トラフにおける地震 3 地震発生帯掘削計画 3.1 主な成果 4 観測体勢 5 脚注 6 参考文献 7 関連項目 8 外部リンク 概要 プレートテクトニクスの解釈によれば南海トラフは、 北西方向に進んできた密度の高い海洋プレートであるフィリピン海プレートが、 密度の低い大陸プレートであるユーラシアプレート(アムールプレート)と衝突して その下に沈み込んでいる、沈み込み帯である。 南海トラフのトラフ軸は、駿河湾の富士川河口付近を基点として、 御前崎沖まで南下しその後南西に向きを変え潮岬沖、室戸岬沖を通って九州沖に達する。 九州東方沖にある西端の先は、琉球海溝(南西諸島・沖縄の東を南北に走る)に繋がる。 また、富士川河口付近にある東端の先は、 陸地である富士山・箱根山・丹沢山地付近を経て相模トラフへと繋がると考えられているが、 どの断層帯が境界であるかは定まっておらず、 むしろ、1つながりの断層ではなく 多数の断層群がプレート間の力学的境界をなしているという見方もある[1]。 第二次世界大戦後の昭和中期に南海地震の研究を行った沢村武雄は、 南海地震や東南海地震の震源域が西日本に平行に東西に延びていることに着目し、 これらの震源域を衝上断層(スラスト)であることから「南海スラスト」と名付けた[2]。 後にプレートテクトニクス理論が一般化すると単なる衝上断層ではなく 沈み込み帯であることが分かり、 深さ6,000m未満なので「南海トラフ」と呼ばれるようになった。 南海トラフにおける地震 過去に発生した南海地震、東南海地震、東海地震の推定震源域(地震調査委員会、2000年) 詳細は「南海トラフ巨大地震」を参照 南海トラフの各所では、M(マグニチュード)8クラスの巨大地震が 約百年から二百年ごとに発生している。 最も新しいものでは、1944年に紀伊半島南東沖を震源とする東南海地震(M7.9)、 1946年に同じく紀伊半島南方沖を震源とする南海地震(M8.0)が発生し、 いずれも死者が千名以上に上る大きな被害となった。 しかしこの時、この2つの地震の震源地に隣接する駿河湾付近の南海トラフ(駿河トラフ)では 地震が起こらなかった。 駿河トラフでは、紀伊半島沖から駿河湾を震源域として発生した1854年の安政東海地震以来、 150年以上にわたって地震が発生していない状態が続いている。 このため、"プレートが滑り残った"駿河湾で単独の巨大地震 (東海地震。安政東海地震等とは震源域が異なり、 区別するために「想定東海地震」と呼ぶ場合がある。) が起こるのではないかという懸念が1970年代頃から出はじめ、 プレスリップ理論に基づく予知法を根拠として、 大規模地震対策特別措置法に基づく予知体制が整備された。 一方、安政の地震のもうひとつ前、宝永地震の際には 四国沖から駿河湾までの広範囲で一度に地震が発生し連動型となった。 このように南海トラフでは繰り返しの度に巨大地震の発生様式は異なることが分かっている。 政府として東海地震対策が進められる中で、 ● さらに【東南海地震と南海地震が連動した3連動の東海・東南海・南海連動型地震】 を想定する動きが2000年代ににわかに見られ、想定が行われた。 しかし、2011年に発生したM9.0の東北地方太平洋沖地震は、 これまでの想定を超える規模の地震が南海トラフでも起こりうる可能性を浮き彫りにし、 ● M9クラスを想定範囲に入れた南海トラフ巨大地震として想定を見直すこととなった。 さらに、これら三大地震には含まれないが、 南海トラフの西端部(日向灘)で発生する日向灘地震というものがある。 この地震は、上記3つのようにM8以上の海溝型地震を起こしたという記録は現在のところない。 しかし、M7.6前後の地震を約200年周期で引き起こしており、 一回り小さいM7.0〜7.2の地震は約20〜27年という非常に短い周期で引き起こすことが知られている。 特に1498年日向灘地震では南海地震と連動した(あるいは南海地震の一部であった)可能性、 1707年の宝永地震では東海・東南海・南海連動型地震に加えて 日向灘地震も連動した可能性が指摘されている。 海溝型地震の研究分野に於いては、滑り分布の情報が最も充実している場所である[3]。 また、後述の地震発生帯掘削計画の成果により、 海溝軸付近でも地震性滑りによる熱変位を生じた痕跡が発見されており 発生する津波が想定を越え巨大化すると懸念されている[4]。 (2011年3月の東北地方太平洋沖地震では破壊が海溝軸付近まで達していた) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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