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災害時 飲料水の確保 自然水は利用できるのか?
―――― 記事 ―――― 災害時に自然水は利用できるのか? ― ― ― ― ― ― ― ― ● 人間は、水が補給できなければ、3日で死亡するとされています。 ● 一般的に成人男子が。健康に活動するためには2リットル以上の水を必要とします。 では、災害時においての飲料水の確保はどのようにしたら良いのでしょうか? ○ 雨水は飲めるのか? ― ― ― ― 雨水にはさまざまな菌がいます。そのため、殺菌処理をしていない雨水を飲むことは危険です。 ● 飲料水として利用するためには70度で10分間の熱処理が必要となります。 ● 逆に言えば、熱の使用環境さえ整っていれば、雨水を飲料水として利用できるということです。 ● しかし、雨水利用は地域性も深く関わってきます。例えば、酸性濃度が高い雨が降る地域や放射性物質を含んでいる可能性がある地域は極力避けるべきでしょう。 ---- alex99 必要な処理が熱処理だけという点は、メリット しかし 熱処理、つまり湯沸かし、には、ガス・電気が止まっていないことが条件 それに 毎日、雨が降るわけじゃなし 雨量がよほど大量になければ、考慮する必要無し 酸性雨や放射能雨まで考える人間は、馬鹿(笑) ○ 川の水は飲めるのか? ― ― ― ― 川の水には微生物がいたり、地域によっては住宅汚水を流している川もあるので、飲料水としては利用できません。 また、災害時などは特に、いろいろな物質が流入している可能性が高いので雨水利用の際の煮沸方法を行ったとしても避けるべきです。 ---- alex99 しかし、私のように川に面している住居に住んでいる、または、川が近くを流れている という条件があれば、 微生物や有害物質を除去する浄水装置を用意すれば、川は無限の水源であるはず → ※ 浄水装置について、別に述べる ○ 海水は飲めるのか? ― ― ― ― 海水を飲むと、塩分を尿として体外に排泄するので、飲んだ海水の量よりも更に多くの水を必要とします。そのため、海水は絶対に飲んではいけません。また、血液や尿も同じように飲んではいけません。 ---- alex99 川水と似た事が言えると思う もし、脱塩が可能なら、無限の水源である → ※ 脱塩装置について ○ 雪や氷は飲めるのか? ― ― ― ― 雨水同様に70度で10分間の熱処理さえ行えば利用可能です。また雪や氷をそのまま口にすると体を冷やしてしまい、下痢によって脱水症状を起こしたり、体を温めようとして、余計に体力を消耗してしまうなども考えられるので、熱処理は行うべきです。やむを得なくそのまま口にする場合は、極力少しずつにしましょう。 ---- alex99 これは、雪国であって、しかも冬季の積雪期、という条件があってのこと ただ、必要な処理が、熱処理だけと言う点は、大きなメリット ただし、ガス・電気がストップしていないと言う条件 以上のように、自然水を高い安全基準で飲料水とするのは至難の業であり、どうしてもリスクが伴ってしまいます。 よって、災害時には飲料水は飲料用途のみに利用し、自然水は飲料以外の用途に利用しましょう。 人間の体は暑い環境ほど発汗によって大量の水を必要とし、日にあたることによって一層体液を消耗するため、災害時は極力日陰でおとなしくしていた方が良いでしょう。また、塩分の高い食物をなるべく控え、果物や野菜などの水分質の高い食物を採ることにより水分を補給するのもひとつの手段です。 ---- alex99 >災害時には飲料水は飲料用途のみに利用し、自然水は飲料以外の用途に利用しましょう。 つまり (1) 飲用可能な水 = ミネラルウォーター・備蓄してある飲料可能な水 (2) 条件があれば飲用可能な水 = 浄水器で処理済みの水・水道水・井戸水・加熱した降雨・積雪 (3) 飲用不可能な水 = 川水・海水・処理の必要のない降雨・積雪 ―――― 飲料水 ―――― このうち (1) 飲用可能な水 (2) 条件があれば飲用可能な水 これらは、飲料水として使う 成人男子は、一日、2~3リットルの水が必要 これは、ミネラルウォーターで2~3本に匹敵 飲料水の必要な備蓄量は 3リットル X 人数 X 日数 もし、水道が復旧するのに、一週間かかるとすれば、 三人家族とすると 3リットル X 3人 X 7日 = 63リットル ペットボトルのミネラル・ウォーターが、63本、必要になる(笑) 1ダース入りの、段ボールのミネラルウォーターが、5箱必要になる これは、無理でしょう(笑) しかし 飲用の水以外に、炊事用の水も必要となるケースもあるかも知れない 炊事を、煮炊きをする条件 ・ 飲用水がある ・ ガスがストップしていないのでガスレンジが使える ・ または、キャンプ用の携帯用ストーブ(ガスまたはガソリン)を使用可能 が揃っていたら、ということであるが この場合は、飲用水を炊事用に、さらに上乗せしなければならない これは、さらに、無理でしょう この様に、潤沢な水を必要とする場合、条件は非常に厳しいものになる ---- ひとつ、考えるべきポイントがある ○ 飲用水備蓄を、全部、ミネラルウォーターにする必要があるか? ミネラルウォーターにも、期限がある だから、理想を言えば、順次、使用しながら 買い足して行き、上記の必要な水量を確保しておく と言う方法がある ---- もうひとつ方法がある それは、上記で 「※」印を付けた方法 つまり ● 浄水装置 である さらに、海水などの淡水化装置もあるにはあるが これは、とても個人の所有というわけには行かない 大規模なものになってしまって、事実上、考慮外と成る 実は、私は、商社マン時代、中東で発電所装置や水処置装置プラント と共に、海水淡水化プラント(工場)の受注を狙って、中東各国を巡る という特殊な仕事をしていた 海水淡水化プラントは、産油国でのガス・オイルを利用する蒸発法にしても 浸透膜を使うものにしても 要するに工場規模であり よしんば、浸透膜法を最小限のサイズに縮小しても 部屋一杯の大きさぐらいにしかならない 個人のシステムとしては、とうてい、無理 ---- 水の浄水化には 優秀な、しかし、ある程度高価な浄水器を使用するしかない ネット上に、二・三、みかけるから、購入しておけば いざという場合に安心だと思う 私も、スイス製のものを購入済み 水源としては、マンションの前が川だから これで、水に関しては、なんの心配もない ---- あと(笑) 水洗トイレを流す水が必要と成るが この水は、もちろん、浄水である必要は無い(笑) 川の水でもドブの水でもいいだろう しかし、これは、必要 災害時、トイレが使えないと言うのは 実に辛いものだろうと思う(笑) ただ、高層の建物では 地震で、排水パイプ網が破損している可能性があるので 破損がないことを確認するまで 水洗トイレの水を流すことは厳禁、らしい 私のマンションは、三階建てなので、 先ず大丈夫かとは思う 阪神大震災の際も、そのようなことはなかったようなので お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.08 10:28:08
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