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ジェームズ・ジョイス「ユリシーズ」 ばあチャルさんのブログにコメントした ばあチャルさん 「やっぱり読書 おいのこぶみ」 2021年07月05日 『ダブリナーズ』ジェイムズ・ジョイス https://plaza.rakuten.co.jp/bookmokko/diary/202107050000/ ―― 私のコメント ―― ジェームス・ジョイスの作品は「ユリシーズ」しか読んでいません したがって、この「ダブリナーズ」にコメントする資格も無い訳ですが(笑) しかし、おそらく、ばあチャルさんは「ユリシーズ」を 読まないと思うので(失礼)、私のユリシーズ体験について 私がユリシーズを読んだのは高校時代です 借り出し表には、私のほかには、確か三人ぐらいしか名前が無かった と言っても、半世紀以上前の読書なので、詳細はほとんど記憶に無い 記憶としては、ブルーム夫人が浮気をしていることに子供心ながら興奮した事 および、69をイタリアでは13と表現する事、というトリビアぐらい いまだに69と13を謝国権先生の(笑)「性生活の知恵」の人形よろしく、想像して、果たしてイタリア人の空間把握能力は優秀なのだろうか?と(笑) そういう癖が、いまだにユリシーズ関連の話題を読むと、出てしまいます(笑) それはそうと、ユリシーズは一般に難解な文章の作品と言われていますが、私はそうは思わなかった ちょうど高校時代は日本の現代詩をよく読んでいましたので 西脇順三郎や北園克衛、それに安西冬衛などの詩を読んでいれば、難なく読み解ける(笑) というのは、やや大げさですが しかし、ユリシーズを現代詩、とりわけ散文詩に近いものと思って読めばいいのだと思いますけれどね ジョイス自身も、おそらく、そういうノリで書いたんじゃないでしょうか? 子のユリシーズ、私としては珍しく、大部の、たぶん筑摩書房の全集?なのに、ちゃんと全部読みました、読めました(笑) それに、西脇順三郎の一連の詩は、ユリシーズに、たぶんに触発されて書かれたものでは無いだろうか?と これは私が勝手に考えている事です 「フィネガンズ・ウェイク」 10年ほど前に?に、市の図書館で借り出して読んでみたのですが 少し読んで、すぐギブアップしました いや、ギブアップというよりは、単に読むのをやめた、という事なんですが その理由は、あの作品は、翻訳が意味をなさないと思ったからです 解説を読んでも、例えば、あの作品では、ユリシーズよりさらに悪ふざけがひどくなっていて(オイオイ)英語での言葉遊びなどが中心 それを、真面目に日本語に翻訳するなど、意味無し、ですので まだ、印欧語同士なら、多少の意味があるかもしれませんが 「ダブリナーズ」と関係ないことを長々と申し訳ない いや、いつもの事かな?(笑)
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最終更新日
2021.07.07 15:10:55
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