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     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

     トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2015.11.11
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カテゴリ:貝塚不動産.com
ここ毎週ほど、不動産の研修会が続いています。

テーマとして「活かせる建築基準法の基礎知識」「30分で出来る価格査定の実務」

最近の泉州の不動産屋も、勉強熱心になったものです・・・(笑)。

しかし、一体何故勉強するのでしょうか?

・・・なんて、中学生のような質問ですが。

中学生の質問に対しては「将来の為・・・」とかいう曖昧な答えですが、いい年をした不動産屋の中年のオッサンには「明日のメシを食う為・・・」と具体的な答えが返ってきそうです・・・(笑)。

不動産ビジネスは色んな分野が絡んでくるため、結構頻繁にされる税制の改正やその他法令の改正を見逃せません。

毎日新聞やネットで経済政治などに目を通していますが、人間の頭脳は自分の都合の良いように(楽なように)事象を見る傾向がありますので、残念ながら見逃しで漏れる場合が結構ありものです・・・

まァ、年を取れば取るほど、独善的で頑固になってしまうという事です・・・(笑)。

それを強制的に研修会やセミナーに参加する事によって、ある意味、頭をリフレッシュさせるのです。

ボーッと生きるなら(生きて行けるなら)別ですが、我々一般の人間はそういう訳にはいきません・・・

特に、10年で8割が廃業すると言われる厳しい不動産業界においては、日々こういった机上の勉強と実務経験を繰り返し、個人のスキルアップが絶対不可欠です。

歩合制が多い不動産屋の営業マンや、私の様に不動産屋に多い「独り経営者」も全く同じ立場です・・・

ゴルフや飲み食いで得意先への接待や同業者同士のネットワークを築くのも大事かもしれませんが、根本的に個人のスキルなしでは長期的ビジネスが出来ないと思います。

それを織物時代に強く感じました・・・

戦後からバブルまでは、取引先の繊維商社や銀行とゴルフや接待で関係を維持すれば商売も順調に推移してきました。

ところが、バブル崩壊と共に繊維業界が変わったというより、日本の産業構造が根本的に変わってしまって、貝塚市から岬町までの大阪南部の織物業者が全盛期の昭和40年代前半の約680社から約20社に、97%も激減してしまったのです。

結局残った業者は、「高度な技術+アルファ」を持ったところだけです。

接待だけの技術のないところは、クレームだらけでみんな廃業倒産してしまいました。

トラック1杯分ゴルフの打ちっぱなしを練習したと自慢していた同業者がいましたが、そんな暇があれば、経営者自ら綿ホコリと騒音と高温多湿の織物現場に入って、オイルだらけのカムボックスの中に手を突っ込むくらいの事をやっておけば倒産せずに済んだのに・・・

亡くなった親父は昔からゴルフが趣味で(というか生き甲斐)、私にゴルフを「ヤレヤレ・・・」とうるさく、仕方なしにバブル期の2,3年間は商社や銀行のゴルフコンペに参加していましたが、現場と営業と事務の3つを掛け持ちでキリキリ舞いしていましたし、この現状を「ちょっと、オカシイな?」と感じていました。

本業本丸の織物技術を磨かないで、ゴルフに参加しただけで仕事が転がり込んでくるはずはないと・・・

しかも当時は、1回行くだけで4,5万かかるのが普通でした。

案の定、商社の営業担当が少し難しい織物を発注する時は、優先的にクレームの少ない弊社にオファーがくるのを確信し、それ以来私はゴルフから一切足を洗いました。

元々ゴルフはあまり好きではありませんし、イヤイヤ接待ゴルフなんて身体に悪すぎます・・・

今の不動産の仕事でも、頻繁にゴルフのお誘いがかかりますが、このポリシーを貫き「接待ウインドサーフィンやったらするでェ・・・」と・・・(笑)。

人間は独りでは生きて行けません・・・地域社会と仕事は両輪として大事ですし、その上で「ストレスを溜めない」と言う意味で、自分の興味や趣味嗜好も大事にする事が生きていく上でのポイントだと思うのです・・・

というか、年を取れば取るほど好きな事(モノ)に集中し、嫌いな事(モノ)は避けるべき・・・というワガママを言いたくなるものです・・・(笑)。

子育てや住宅ローンに追われる40代まではそんな事も言えませんが、もう60になれば、それが健康寿命を伸ばし病気を遠ざける秘策だと思います。

まァ、仕事に関しては「本業で稼ぐ」という本質の大事さをイヤと言うほど身に沁みました・・・

他社や誰かを頼って仕事を貰うという長年の「委託生産(賃織り)」の悲哀や惨めさをイヤと言うほど味わい、「自力本願」「自社発信」でないと儲からないというのを悟ったのです。

本当に弊社を必要とするユーザー(需要)を開拓するには、決して他人を当てにする事無く、自分独自で探り当てるしかないのです。

そういう意味で、商工会議所や経済クラブといった異業種交流会的な集まりを辞めたり、不動産業者の付き合いは最小限に留めていますし、その織物時代の反省点である「自社発信でないとダメだ」「本業本丸で稼がないとダメだ」というポリシーの元、業者に頼らず独自でトランクルームを始め、不動産屋もFC加盟せずにアレヤコレヤと悪戦苦闘し独自の道を歩んでいるのです・・・

サラリーマンも同じようなもので、会社から仕事を貰っている(雇ってもらっている)からと言って、安心してはダメです。

いつでも辞めれる気概とスキルを磨いていれば、何をしても何処でも生きていけます・・・というか、そんな本当に有能な社員は会社は手放しませんし大事にされます。

逆に、会社から言われた事しかしなくて、会社に隷属的でドップリな社員は危険です。

都合のイイ社員として、ポンポンとアチコチに飛ばされ(転勤)、挙句の果てに簡単にリストラや左遷をされます。

当り前の事ですが、会社の目的は「利益と存続」です。

その目的にそぐわない社員は要らないだけの事です。

約40年間の社会人人生は、言ってみれば、入社、昇進、降格、退職、独立、起業、リストラ、転勤、ヘッドハンティング、足の引っ張り合い・・・その「ボーダーライン上」でのせめぎ合いと言えるかもしれません・・・

しかし、これから私も迎えますが、最も大事な60歳以降(定年退職後)の20年間を見据えたロングスパンの「人生計画」を考える事が、この会社人生40年の間にスッポリ抜け落ちているのではないかと、自分自身の経験を踏まえて自戒しているところです・・・

しかし、織物時代は同業者同士の自己啓発的な机上の勉強会なんていうモノは一切ありませんでした。

織物業界と一口に言っても、取引商社別の「縦割り」と機械設備(織機)の違いによる分野別によって大きく業界が分かれていました。

それに、分野別(衣料、資材、寝装)、衣料ターゲット別(レディース、メンズ、子供、シャツ、パンツ、アウター、カジュアル、ワーキング、官公庁制服、スクール制服、中近東向け輸出の民族衣装、空手衣)、資材ターゲット別(ハンカチ、靴、裏地、アパレル芯地、ガムテープ基布、研磨布、旗)、寝装ターゲット別(羽毛布団、和布団、カバーリング、訪販)、素材別(綿、合繊、ウール、麻ほか2者混3者混)、ルート別(北米向け輸出、EU向け輸出、SPA向け、加工問屋直販、合繊紡績会社との共同開発)・・・と非常に細分化され、同業者が何を織っているか謎の部分も多かったのです・・・

だから、織物によって織機の調整方法も違いますし、逆にそれが各社の秘密のノウハウだったのです。

ノウハウを表に出せばマネをされ、食いっぱくれますので、そんなバカな事ができる訳ありません。

そんな経験を20年以上続けてきましたので、不動産の研修でノウハウを勉強(披露)するなんて驚きでした・・・

しかし、織物業のような製造業と違って、不動産ビジネスはそういった知識と経験値の積み重ねの上に立った「情報」が勝負なのです。

しかも、より新しく極秘な情報が・・・

既にレインズなどネット上に出ている情報は古く、本当にイイ物件はネット上に出る前に売れてしまいます。

この辺がネット社会になっても、まだ不動産業界独自の世界なのか・・・?

しかし、大手異業種から不動産仲介業に大挙して参入してきている現状と、今後より一層大手の寡占化が進むと見られる将来を考えると、こういったイイ物件も何らかの方法で大手に囲い込まれそうな気がします・・・

となると、我々地方の弱小零細の不動産屋が生き残るべく道は、大手の隙間を突いた「地方限定物件」「細かい」「小さい」「ややこしい」「邪魔くさい」「安い」「複雑な」「コンサルティングが必要な」といった物件でしょうか・・・?

例えば実際、ガレージ(青空、シャッター付)の仲介もやっていますが、青空だとたった5000円(月額賃料)の仲介料で、ちゃんとした契約書を作ってまで大手に出来るはずもありませんし、従業員を抱えている中小の同業者でもやりたくはないでしょう・・・

そうすると、地方での地域密着型不動産仲介業としては、まだまだ開拓の余地があり、宝の山が沢山眠っているという事でしょうか・・・?
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Last updated  2015.11.14 07:55:10
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