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August 5, 2013
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カテゴリ:日本映画
漫画家西原理恵子さんと戦場カメラマン鴨志田穣さんをモデルにした映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』を見ました。




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酔いがさめたら、うちに帰ろう。

出演 
浅野忠信 永作博美 光石 研 利重 剛 市川 実日子 香山 美子 西原 理恵子
西原 理恵子 滝藤 賢一 堀部 圭亮
監督&脚本東 陽一


戦場カメラマンの塚原安行は、人気漫画家の園田由紀と結婚し二人の子供にも恵まれたが、彼の重度のアルコール依存症が原因で離婚し毎日酒におぼれる日々を送っていた。ある晩、血を吐いた安行は救急車で病院に運ばれ入院、それは10度目の吐血だった…。そんな安行を心配して見舞いにくる由紀と子供たち。家族に戻りたいと願う安行はやがてアルコール病棟での入院治療を決意する。アルコール病棟へ入院した安行は、そこで出会った人々との触れ合いに不思議な安堵感を覚える。家族の深い愛情に支えられ、安行は穏やかな日々を取り戻すが……。

人気漫画家・西原理恵子の元夫で戦場カメラマンの鴨志田穣が、自身のアルコール依存症の経験をつづった自伝的小説を映画化した人間ドラマ。同時期に西原理恵子側からこの状況を描いた『毎日かあさん』が公開された。

帰ってくるなりトイレで大量の血を吐いたり、ふらっと出ていっては公園で気を失ったりと登場する女医の言葉を借りずとも「あの世にリ―チがかかっている」危なっかしい雰囲気は全編に漂っている。しかし少しも悲壮感がない。精神科病棟&アルコール病棟で安行はずっと好物のカレーが食べられない。その事でストレスがたまっていた安行は、ある日医師に「カレー食わせろ!」と怒鳴ってしまう。自分は妄想のつもりだったが実際に怒鳴っていて医師がびびった、というオチつきのこの話は、アルコール病棟で退院間近にやっと念願のカレーが食べられる所まで引っ張る。カレーどころじゃないだろうと思うが、シーフードカレーをやっと食べた時の安行の至福の表情ったらない。「戦場カメラマンとして戦地に出かけたが、写真が撮れなくて泣いてばかりいた」という台詞にもあるように、本来は気も弱く優しい人なのだろう。妻を殴ることなど考えもしないような。しかし酒が人格を変えてしまう。由紀が相「戦場カメラマンとして地獄を見て、酒に溺れるようになった」と同情的に説明すると「地獄を見るのと地獄で生き続けるのとは違いますよね?」と医師はばっさり捨てる。次にたたみかけるように「この病気の人に対して世間は優しくありませんよ」とも言う。弱い人こそなってしまう。でも弱いから仕方ないだろう、ではいつまでもこの病気は治せない。治癒率の低いアルコール中毒から抜け出す覚悟を問うている、かつはまってしまったらなかなか抜けられない厄介さも表しているシーンだった。






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最終更新日  February 9, 2018 12:05:55 AM
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