映画・海外ドラマ・本　ひとこと言いた～い

みなさん、こんばんは。豪栄道優勝しましたね。日本人力士の優勝、それも大阪出身は本当に久しぶりだとか。昨日と今日は久しぶりに蒸し暑いくらいでした。
さて、こちらの映画はあるきっかけで絶体絶命の危機に陥った男性が主人公です。
実際にあったことが映画になっています。

127時間
127　Hours

出演
ジェームズ・フランコ　ケイト・マーラ


監督
ダニー・ボイル

脚本
ダニー・ボイル　サイモン・ボーフォイ

音楽
A・R・ラフマーン

　冒頭は、慌ただしく人が行き来する映像が3分割で登場。やがてその一つに、アーロンが映る。あれこれと準備をして部屋を出て行くアーロン。しかし水道からは水がぽたぽた。詰めが甘い彼の性格の一端が明らかになる。きっと、この詰めの甘さが命取りになるのだ。

　アメリカ・ユタ州のブルージョン・キャニオン。ロッククライミングをしていた登山家のアーロン・ラルストンは落石事故に見舞われ、右腕を断崖に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう。助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、命も尽き果てようというとき、アーロンは自身にある決断を下す。

　手が岩にはさまった16分後にやっとタイトルが登場。5日と7時間。被写体はほぼ岩とアーロンだけ。さしてくる日差しに手を伸ばす。父と共に夜明けを見たこと、妹とピアノを弾いたこと、様々な回想が頭をよぎる。3日目くらいから腕を切ることを考えるが持ってきたのは中国製のナイフで鈍い。｢教訓　中国製の安いナイフは使うべからず｣｢母さんは悪くない　スペシャルなクリスマスプレゼントだったよ　ぼくがこんな目にあうとは考えてなかったんだから｣

　　｢You know, I've been thinking. Everything is... just comes together. It's me. I chose this. I chose all of this. This rock... this rock has been waiting for me my entire life. In its entire life, ever since it was a bit of meteorite a million, billion years ago up there In space. It's been waiting, to come here. Right, right here. I've been moving towards it my entire life. The minute I was born, every breath I've taken, every action has been leading me to this crack on the earth's surface.全ては俺の今までの人生が招いた結果　この岩は俺が来るのを待っていた　おれの人生は生まれて以来毎日のあらゆる行動がここにつながっていた　この大地の裂け目へと｣

　クライマックスの決断は、それしかないとわかっていても、これは演技なのだとわかっていても、かなりきつかった。

　登山中の思わぬアクシデントで究極の選択を迫られた若き登山家アーロン・ラルストンのノンフィクションを基に、『スラムドッグ＄ミリオネア』のダニー・ボイル監督が映画化。

映画「127時間」
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