テーマ:本日の1冊(3695)
カテゴリ:読書
読後感を書いておきます。
【この本からの引用】と【上記の感想】という形で。 【この本からの引用】 紙に包まれた金は、小判で一両。 現代でいえば、およそ十万円にも相当しよう。 【上記の感想】 一両は十万円と覚えておけば良いようです。 が、それでは大雑把すぎるので、日銀のウエブサイトで調べてみました。 すると、つぎのように書かれていました。 -----引用開始----- 江戸時代における貨幣の価値がいくらに当たるかという問題は、大変難しい問題です。なぜならば、当時と現在では世の中の仕組みや人々のくらし向きが全く異なっていて、現在と同じ名称の商品やサービスが江戸時代に存在していたとしても、その内容や人々がそれを必要とする度合いなどに違いがみられるからです。 ただ、一応の試算として江戸時代中期の1両(元文小判)を、米価、賃金(大工の手間賃)、そば代金をもとに当時と現在の価格を比較してみると、米価では1両=約4万円、賃金で1両=30~40万円、そば代金では1両=12~13万円ということになります。 また、米価から計算した金一両の価値は、江戸時代の各時期において差がみられ、おおよそ初期で10万円、中~後期で3~5万円、幕末頃には3~4千円になります。 -----引用終了----- 何がなんだか分らなくなりました。 通貨の価値が永久に変らないなどということはないという、当たり前のことを確認しただけでした。 【この本からの引用】 同心・木村忠吾と松永弥四郎へ密偵ニ名をあたえ、 【上記の感想】 木村忠吾と書き、「きむらちゅうご」と読む。 鬼平初心者なので、こんなことも知らなかった。 ニックネームは、うさぎ。 なぜうさぎなのか、その理由を調べておいた。 以下に、書いておきます。 ネットで借用させていただきました。m(__)m -----引用開始----- 木村忠吾が物語に初めて登場するのは第二巻の第二話、「谷中・いろは茶屋」にてである。 火盗改メの同心とは似つかないおとなしい性質、 芝・神明前のお菓子屋さん「まつむら」で売られている「うさぎ饅頭」そっくりなことから 口の悪い与力・同心から「兎忠さん」と呼ばれていた。 いくらからかわれても童顔へにたにたと笑いを浮かべ怒りもしないのろまだが、 愛嬌があり皆から愛される人柄である。」 -----引用終了----- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/27 06:21:10 AM
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