暇人主婦の家庭菜園

*:･☆.*おはようございます★｡.:*:･'ﾟ☆｡.:*:･

神奈川県”中高年ホームファーマー1年生”
による実習レポートです！

☆～ズッキーニ～☆
＜ウリ科＞

ズッキーニは、分類学的には「カボチャ」の仲間ですが～
カボチャのように、ツルが長く伸びないのが特徴で、
支柱で支えれば、直立して育つので場所も取りません。
露地栽培では～もちろん、
プランターでも気楽に育てられるのが嬉しい！
うふ♪(*￣ω￣)v



味は淡白で、癖がないので、
イタリア料理だけの洋風のお料理だけではなく、
和風の食材としても幅広く使えるのも魅力です♪

色も形も豊富で、スーパーなどで見かける
定番の緑色の細長い物の他、黄色のズッキーニもあり、
ころんとした形が可愛い丸型やUFOの形のものなど、
まだまだ見たこともない楽しいもの品種がいっぱいあるんです。




☆～ズッキーニの品種～☆
＜定番種＞


＜ズッキーニ　ダイナー　＞
果皮は濃緑地に淡緑の霜降り斑が入る。
開花後5日ぐらい、果径4cm、長さ20cm前後が収穫適期。
草姿は完全なつるなしで、節間がごく詰まる。
各節から連続して雌花が咲き、収量が多い。



＜ズッキーニ　オーラム　＞
果皮は美しい濃黄色。果径4cmで、長さは20cm前後。
開花後5日ぐらいで収穫できる若どりの料理用品種。
草姿は完全なつるなしで、節間がごく詰まる。
雌花が連続して着生し、次々と収穫ができる。
生育が早く、栽培容易。
濃緑果皮の「ダイナー」の姉妹品種で、収量が多い。



＜ズッキーニ　トスカ＞
初心者にも育てやすい品種。
つるが伸びないので場所をとらず、
強健でつくりやすいので家庭菜園向き。
果実は濃緑色の円筒形、次々と収穫できます。




☆～タネをまこう～☆



種まきには、
ポットで育てる育苗方法と、直にまく直まきとがありますが、
一般的にはポットで種まきして育てます。
種まき時期は、2月中旬～4月頃。
発芽率もいいので、自分の好きな品種を楽しめます。



＜種まき＞
＊ポリポットに種を2～3粒まきます。



＜植え付け時期＞
発芽後、本葉が出たら1ポット1本になるよう間引いて、
本葉3～4枚になったら定植をします。
＊寒さに弱い野菜なので、暖かな気温になるまではビニールで覆います。




☆～ズッキーニ　のコンパニオンプランツ～☆



＜ズッキーニのコンパニオンプランツ＞
相性の良いもの代表的存在、
ネギ類：ネギ・ニンニク・ニラなど

カボチャやズッキーニなど（ウリ科）は、ネギと一緒に育てることで
連作障害やツル割れ病などの予防になると言われています。

今回は、急ぎなので～こんなものをチョイス☆
分葱（ワケギ）です。

☆

（ワケギとは）
ネギ属に属するネギとタマネギの雑種、
緑黄色野菜の一つである。 球根性多年草。



＜わけぎの植え付け方＞
１箇所に２～３球つづ、まとめて植えつけます
球根の先端が少し土から出るくらいに植えつけます。
（浅植えのほうが分けつしやすいため、深植えにはしないようにする）



地道に・・1穴・1穴。



その後、ズッキーニ苗の植え付けです。



σ(^_^;)ｱｾｱｾ... イマイチな苗でしたが、
株間は、60センチ間隔に並べました。



＜ズッキーニの良い苗の条件＞
本葉が3～4枚あり、葉の緑色が濃いもの。
双葉が付いている。
節間が詰まったガッチリとした苗

⇒

今回、カボチャの苗を植え付けたのは～4月下旬頃。
まだ朝晩の気温差が安定していないので、不織布で覆いました。



植え付けから～約1か月後。
夏日のようなGW連休中を過ごし、すっかり元気に成長したようです？

じゃぁ～～～ん！


植え付けから～たった1か月弱で、ここまで成長していましたよ。
「黒マルチ」＆「トンネル」効果は、本当にすごい！！



コンパニオンプランツとして、
一緒に植え付けた分葱（わけぎ）も、わさわさ茂っています。


☆～人工授粉をしてみよう～☆



＊植え付けから、約20～30日後には～お花が咲きだします。
お花を見つけたら～確実に収穫できるよう、
ひと手間かけて、人工授粉をしてみよう。

⇒

ズッキーニのお花には～雄花（左）・雌花(右）があります。
花の下が膨らんでいないのが雄花、膨らんでいるのが雌花です。

雌花が咲けば、すべてが肥大するわけではないので～
雌花のめしべに雄花の花粉をつけ、人工授粉をしてあげましょう。

⇒

雌花が咲いているのを確認したら～雄花を摘み取り～

⇒

花びらを手でクルクル～とむしり取り～
雄花の花粉をつけやすいように、雄しべをむき出しにしちゃいます。

⇒

その後、雌花の柱頭に、軽くこすりつけるように・・
丁寧に・・トントン～ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ♪って。これでＯＫ！！

＊晴天の日の朝9～10時までには人工授粉を試みましょう！
（着果率upのため）


☆～収穫してみよう～☆



開花（受粉日）から、約４～6日後、
長さ20～25センチになったら、収穫適期です。
＊一番果は、長さ20センチ弱ほどで収穫しちゃいましょう～



つけ根（果梗）の部分をハサミで切って収穫します。



果実の成長のスピードが速いので、
あっと言う間に大きくなってしまいます。
採り遅れないようにしましょう。



こ～んな果実を見つけたら・・受粉に失敗しているので、
早く取り除きましょう。



放置していると・・・
この果実の先端に枯れた雌花が腐りだして～株自体も疲れてしまい、
収穫期間も短くなってしまいます。


☆～支柱たて～☆



ズッキーニはツルが長くは伸びないので、
支柱を立てることはないのですが・・



3本立てをして、株元を囲うようにすると、
株が安定し、収穫期間も長くなりますよ♪

もちろん～「追肥」も忘れずに☆



4月上旬に植え付けた「ジャガイモ」よりも・・
1番早く収穫出来ちゃいました♪

(=￣▽￣=)Ｖ やったね☆


☆雄花・雌花の咲くタイミングが合わない！☆

たまに・・苗を購入して栽培すると～
「雄花だけが咲く」または「雄花が多く咲く」、
「雌花がない」などの場合があります。
これは、育苗中に高温気味の環境管理だった場合などに
起る症状のようですが、
しばらくすると～雄花も雌花も咲いてくるので、
安心してタイミングを待ちましょう♪

でも・・待てない！って方は・・（笑）
同じウリ科の「カボチャ」などの野菜の「雄花」でも代用は可能です！

が・・それでも、「ダメだわ～」って方は、
「トマトトーン」を使ってみよう～♪

トマトやなすの実の着きを良くし、果実を肥大させ、
更に熟期を促進する効果がありますが、
対象作物は、
「トマト、ミニトマト、なす、メロン、しろうり、ズッキーニ」。
しかし、効果の注意点では
＊ズッキーニに使用する場合、生育初期の雄花が少ない時期は結実が不安定であり、
十分な効果が期待できないので使用しないでください。　とのこと。
詳しくは☆コチラ☆


皆さんのズッキーニもそろそろ収穫でしょうか？



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☆～ズッキーニは種類がいっぱい！～☆