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株価を一株当たりキャッシュフローで割ったものが、株価キャッシュフロー倍率である。一株当たりキャッシュフローは、簡便的にキャッシュフローを表し、当期利益(当期純利益)に減価償却費を加えたもの。 株価キャッシュフロー倍率は、株価収益率(PER)などと同様に、株式市場平均や同業他社などと比べて割高・割安を判断するために使われる。 キャッシュフローは、当期利益(当期純利益)に減価償却費を足し戻すことで減価償却方法の異なる企業を比較可能にするため、企業の国際比較を行う際によく用いられる。 企業の海外進出、市場のグローバル化が進んでくるにつれて、注目を集めてきている。 【征野の感想】 小文字部分は、野村證券のHPから引用した。 PCFRとは、株価キャッシュフロー倍率のこと。 算出式は次のとおり。 PCFR=株価/一株当たりキャッシュフロー もう少し詳しく説明されたものは次のとおり。 企業が1年を通じて営業活動を行った結果、会計上の利益と、実際に手元に残る現金との間には食い違いが生じてきます。(利益は利益として)キャッシュフローは、企業の1年間の営業活動によって生じた資金の流れを見るものです。先ほどの例で、売上高が100、費用が90の会社の利益は10ですが、仮にこの会社の減価償却費が20だとすると、キャッシュフローは30(=10+20)だということになります。キャッシュフローは、企業の年間の税引利益(純利益)に減価償却費を足して計算されます。 その上で、年間のキャッシュフローを発行済株式総数で割って「1株あたりのキャッシュフロー」が計算され、さらに株価を1株あたりのキャッシュフローで割ってPCFRが計算されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/27 07:15:37 AM
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