テーマ:ドイツ(631)
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聖トーマス教会合唱団の歴史はほぼ800年に及ぶ。ドイツの代表的な都市ライプツィヒの町が出来てから、わずか半世紀ほど後の1212年、聖トーマス教会に修道会と付属の学校が設置されたのが起源である。合唱団員は、寄宿舎で共同生活を営み、ライプツィヒのトーマス校で学んでいる。当初は聖職者の育成を目指していたが、まもなく、修道会に寄宿していない少年も受け入れられるようになった。 最初のカントール(教会の音楽監督)の在職期間は、宗教改革で有名なマルティン・ルターとヨハン・エックとの有名な公開論争の時期に当っている。その後ヨハン・ヘルマン・シャイン(1616~30)、ヨハン・クーナウ(1701~22)などが務めたが、ヨハン・セバスティアン・バッハは第15代カントールとして1723年から27年間その地位にあった。 その後、数々の著名なカントールが歴任し、20世紀になると、聖トーマス教会合唱団は、国外で活発なコンサート活動も開始した。 ライプツィヒでは、聖トーマス教会での金曜日と土曜日のモテットやカンタータの演奏は、重要な音楽行事となっていたが、バッハの受難曲、クリスマス・オラトリオ、ロ短調ミサ曲の定期演奏も輝かしい評判を得ており、その伝統は今日まで維持されている。合唱団は現在、年間に延べおよそ13万人の聴衆を前に生演奏を行っている。(ネットでお借りしました) 【上記の感想】 「聖トーマス教会合唱団」について書かれた部分である。 バッハを調べていたところ、発見した。 なお、3月に同合唱団は来日されるようである。 ライプツィヒについては、こちらでも書いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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