テーマ:景気減速(209)
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【バーゼル(スイス)=赤川省吾】主要国の中央銀行は5日、国際決済銀行(BIS)本部で総裁会議を開き、世界的なインフレ加速を警戒すべきだとの認識で一致した。議長役の欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は記者懇談で「すべての国にとって(物価安定が)重要」と強調し、原油や食料品価格を注視する姿勢を明らかにした。各国の中銀は景気の下支えとインフレ抑制のどちらを優先するのか難しい選択を迫られる。
金融市場の余剰資金が商品相場に流入し、原油価格は1バレル120ドルを突破するなど「物価上昇が世界的な現象になっている」(同総裁)。新興国での食料需要の拡大と投機資金の動きに後押しされた食料品の値上がりは日米欧だけでなく、発展途上国にも及んでいる。 消費者物価上昇率はユーロ圏で年3%超の状態が続き、日本でも3月は前年同月比で1.2%と10年ぶりの水準となった。会議に出席した中銀関係者からはガソリンなど生活必需品の価格高騰が個人消費を脅かし、景気の減速幅を広げかねないとの指摘も出た。(日経新聞) 【上記の感想】 中央銀行の総裁会議の記事。 内容的には目新しいことはない。 関連日記は、こちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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