テーマ:食料品(97)
カテゴリ:食料品
【特色】たばこが事業の中核。M&Aで海外たばこ事業を拡大中。医薬、食品にも展開。旧専売公社
【連結事業】国内たばこ47(6)、海外たばこ46(6)、医薬1(2)、食品6(-3)、他0(30) 【海外】47 【弱含み】国内たばこ失速続く。が、海外販売減が想定以下で営業減益幅縮小。構造改革特損減る。11年3月期は国内増税痛い。海外も円高による目減り続く。下期値上げで、駆け込み需要ある上期に偏重。増配も。 【増 税】1箱100円程度値上げ。厚労省が職場での受動喫煙防止に向け法改正も含め検討。喫煙率低下に拍車か。たばこは3工場(現状9工場)で供給可能、閉鎖加速も。 【上記の感想】 上記は、四季報の「日本たばこ産業」の項より引用。 日本たばこ産業というと、喫煙人口は減っている?ようだし、どうも将来性はないように思えなくもない。 しかし、たばこの独占企業だし、喫煙者がゼロになるとは想像できない。 で、実際はどうなのかというと、売上高が6兆円超という巨大企業である。 今回、日本たばこ産業を調べた理由は、同社が、「無煙たばこ」の発売を開始したとの記事を見たため。 この記事を見たとき、私はすごい発明だなと思ったが、海外では似たようなものが普及しているようだ。 ともあれ、日本たばこ産業の営業努力が、伝わってきた。 喫煙には逆風が吹きまくっているので、危機感が強いのだろう。 僭越ながら、大いに評価したい。 以下は、読売新聞の記事です。 ---引用開始--- 日本たばこ産業(JT)は17日、火を使わず、煙が出ない「無煙たばこ」を、5月中旬から東京都内限定で発売すると発表した。 タバコの葉が詰まったカートリッジをパイプに取り付けて吸うもので、においもほとんどしない。受動喫煙の心配もなく、肩身の狭い思いをしている愛煙家の間で評判となりそうだ。反応を見ながら、全国に販売を拡大するか検討する。 商品名は「ゼロスタイル・ミント」。パイプとカートリッジ2本入りで300円。詰め替え用カートリッジは4本400円。長さは普通のたばことほぼ同じ約8センチで、1本で半日から1日は持続する。 新製品は、歯茎などにタバコの粉末をつけて香りなどを楽しむ「かぎたばこ」に分類され、発表によると、ニコチンの吸収量は、JT製品の中で最も少ない製品の20分の1程度。JTによると、国外では、タバコの葉を直接かむ「かみたばこ」や、かぎたばこが広く普及しているが、国内の普及率は「ほぼゼロ」(JT広報部)という。 受動喫煙を巡っては、神奈川県の「受動喫煙防止条例」が来月から施行されるほか、厚生労働省も今年2月、不特定多数の人が利用する施設を原則、全面禁煙とするよう求める通知を都道府県などに出している。しかし、かぎたばこは、厚労省、神奈川県ともに、「他人にたばこの煙を吸わせない」として、規制の対象外。記者会見したJTの小泉光臣副社長は「様々な場所で吸えるため、喫煙者の不便を解消できる」とアピールした。 (2010年3月18日06時22分 読売新聞) ---引用終了--- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/19 06:20:28 AM
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