テーマ:情報・通信(859)
カテゴリ:情報・通信
【特色】NTTグループ。携帯電話シェア約5割。ブランド力強い。電子決済や動画サービスを強化中
【連結事業】携帯電話97(20)、他3(-10) 【横ばい】顧客単価落ち込み、通信収入後退。ただ、端末修理で無償対応の条件厳格化し、上期に引当金戻し入れ。販売手数料や償却費も減り営業益横ばい圏。増配も。12年3月期も通信収入減少だが償却費軽減。 【スマートフォン】サムスン電子の人気機種を投入、データ通信収入押し上げ。10年12月最高速度が約10倍の高速サービスを一部で開始。エリア、対応端末を順次拡張。 (会社四季報2010年12月号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、NTTドコモ(9437)について書かれた箇所の引用。 同社株は、保有銘柄である。 同社の場合は、業績面での心配というのは無用であろう。 が、気になることがないわけではない。 その一つが、売上高の減少である。 3期連続の減少続きで、今期も減収の見込みである。 が、少々気になる程度である。 何かリスクはないのか? ということで、調べてみると、モーニングスター社が、リスクファクターとして、次のように書いていた。 引用してみる。 ---引用開始--- 07年末に導入した新料金プラン後、携帯電話契約数は伸びているものの、総合ARPUは低下しており、収益にはマイナスとなっている。今後、同業他社との料金競争激化によるさらなるARPUの低下、人気メーカーの機種を他キャリアに取られることも大きなリスク要因。通信行政が現在の方向性から大きく転換し、市場そのものが変革した場合や、NTT法が改正された場合もリスクになりうる。 (モーニングスター社による 2010年12月6日) ---引用終了--- まあ、それほど気にすることはないだろう。 ただ、この中に出てくるARPUの意味がわからなかった。 ARPUとは、通信事業における、加入者一人あたりの月間売上高。携帯電話事業者の収益性の比較などによく用いられる指標である。 ものの本というか、もののサイトには、上記のように書かれていた。 Average Revenue Per Userの頭文字をとったようだ。 それでは、株価と指標を見ておく。 現在値は、142900円。 予想PERは、12.59倍。 実績PBRは、1.23倍。 予想利回りは、3.64%。 貸借倍率は、1.58倍。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/12/29 06:49:03 AM
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