テーマ:医薬品(59)
カテゴリ:医薬品
【特色】国内製薬首位。生活習慣病領域に強み。米国社買収でがん領域強化。インドなど海外展開加速
【連結事業】医薬事業94(30)、他6(8) 【海外】53 【巻き返し】国内は主力品が健闘。が、米国で抗潰瘍薬への後発医薬品の侵食きつい。円高も痛手。税正常化。12年3月期は前期の国内7新製品が通期寄与。認知症新薬も加わる。米国は減少止まる。営業増益。 【誤 算】主力品候補の肥満薬で米当局が安全性に関する追加試験要請。開発見直しも。総工費1470億円の湘南研究所竣工。大阪、つくばから研究者1200人移す。 (会社四季報2011年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、武田薬品工業(4502)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、配当利回りに注目している。 まず、最近のニュースをみてみる。 フランスの医薬安全当局が、アクトスとコンペタクトの使用停止を決定したとのこと。 ガンのリスクが高まるというのが理由のようである。 ただ、武田の業績面への影響は現時点では軽微にとどまる見通しのようだ。 その辺のことを書いた記事を引用しておく。 ---引用開始--- 武田薬品工業 <4502.T> が軟調に推移、一時130円安の3645円まで売られる場面があった。現地9日、仏医薬品当局が糖尿病治療剤「アクトス」と「コンペタクト」について、膀胱(ぼうこう)がんのリスクが高まるとして使用を制限することを決めたと、複数のメディアが報道。同社では、「フランス当局から、新規患者への投与は禁止、既存の患者については、医師との相談なしには中止しない、との指示を受けた」(コーポレートコミュニケーション部)とした。 シティグループ証券は10日付リポートで、米FDA(食品医薬品局)が10年9月に同剤の膀胱がんリスクの上昇は認められないとの結果を出していると指摘。欧州では、11年に「アクトス」の特許が失効し、売上は減少傾向に入っており、仮に「アクトス」の欧州売上が今期会社予想の245億円からゼロとなっても、DCF(割引キャッシュフロー法)による理論価格の下落は50円にとどまると試算。企業価値への影響は軽微であるとしている。 午後2時22分時点の株価は100円安の3675円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:モーニングスター社 (2011-06-10 14:29) ---引用終了--- 次に、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2008年3月期 1374802 2009年3月期 1538336 2010年3月期 1465965 2011年3月期 1419385 主力薬の特許切れの影響か、2期連続減収中である。 ただ、会社予想では、今期は増収。 最後に、株価と指標をみておく。 現在値は、3680円 予想PERは、11.49倍 実績PBRは、1.39倍 予想利回りは、4.89% 最近は、利回り5%以上の銘柄に最近は興味をもっている。 もう少し下げれば、買い付けを検討したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/06/13 11:17:47 AM
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