テーマ:海運(13)
カテゴリ:海運
【特色】海運大手。船隊規模世界一、経常益水準で03年度から国内首位。鉄鉱石船等エネルギー船に強い
【連結事業】不定期船51(9)、コンテナ船38(7)、フェリー・内航3(-1)、関連事業7(9)、他1(22) 【苦 戦】コンテナ船は欧州運賃軟調。震災影響で自動車船が前半大苦戦。大型バラ積み船の運賃市況前半低迷。後半に運賃市況上向き、生産正常化で自動車台数持ち直すも、燃油高が重し。営業大幅減益。減配。 【風評被害】厦門港で中国検疫総局が数値基準示さずにコンテナ船の船体放射線量異常指摘。神戸港に引き返し、再検査後に香港入り。石巻港で小型バラ積み船1隻座州。 (会社四季報2011年6月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、商船三井(9104)について書かれたもの。 保有銘柄ではなく、現時点では買う予定はない。 だが、下げている時にこそチャンスがあるので、少し調べておく。 まず、売上高の推移をみてみる。 2007年3月期 1568435 2008年3月期 1945696 2009年3月期 1865802 2010年3月期 1347964 2011年3月期 1543660 2012年3月期 1500000(会社予想) 前期は増収に転じている。 今期は、7月29日に売上高と利益を、下方修正している。 ちなみに、当初の売上高予想は1600000だった。 下方修正した理由は、次のとおり。 これは、会社発表の引用である。 ---引用開始--- 第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主にコンテナ船事業における足下需給軟化やドライバルク船の足下市況低迷に加え円高などが要因となって、大幅な損益悪化が予想されるため、前回発表値を修正致しました。 通期業績につきましては、第2四半期連結累計期間の業績の修正に加え、第3四半期以降に予想される外部環境を考慮した結果、当初予想を下方修正致しました。 ---引用終了--- 次に、海運関連の最近ニュースをみてみる。 7月に竣工したコンテナ船は7隻と直近ピークの4月(29隻竣工)に比べてわずかにとどまり、コンテナ船の積載能力の増加率が鈍化しているようである。 ただし、需給はゆるいようだ。 バラ積み船、タンカーの運賃が上昇もしくは回復基調にあるようだ。 これは、もちろんプラス材料。 最後に、株価をみておく。 現在値は、318円。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/08/21 07:41:35 AM
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