テーマ:サービス(823)
カテゴリ:サービス
【決算】2月
【設立】2006.3 【上場】2008.8 【特色】テレビ通販企業に媒体選択や販促企画、コールセンター斡旋などソリューション業務を提供 【単独事業】ダイレクトマーケティング支援100 【反 発】13年2月期は前期苦戦したテレビ局からのCMスポット枠仕入れ改善。健康食品など既存顧客の番組利用意欲継続。加えて、新規開拓した業種の商品投入も。受託単価水準横ばいでも後半営業益反発。 【施 策】通販顧客の需要掘り起こしに向けたCRMの試験サービスを実施。海外ダイレクトマーケティング支援事業の引き合い堅調。ネットメディアへの対応を強化。 (会社四季報2012年3月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、トライステージ(2178)について書かれたもの。 保有銘柄ではないが、少々、興味のある銘柄である。 今日は、このトライステージを見てみましょう。 まず、2010~12年の業績をみてみる。 単位は、百万円。 売上高/ 34,253/ 37,572/ 34,813 営業利益/3,618/ 3,224/ 1,979 経常利益/3,622/ 3,237/ 1,988 当期純利益/2,110/ 1,908/ 1,147 売上高営業利益率/ 10.6%/ 8.6%/ 5.7% 2012年は減収。 2011年、2012年と、連続減益。 2011年、2012年と、売上高営業利益率は低下傾向。 というところで、イメージ的には良くない。 が、売上高営業利益率は、低下したと言っても、5.7%という水準にある。 では、2013年2月期はどうか? 3月30日の会社予想では、 ・売上高 33120(4.9%減) ・営業利益 1362(31.2%減) ・経常利益 1362(31.5%減) ・純利益 790(31.1%減) と、弱気な予想である。 そこで、短信を読みと、この弱気予想の理由は、先行投資的な意味合いがあるようだ。 引用してみましょう。 ---引用開始--- 当社の顧客企業が属するダイレクトマーケティング市場は、依然として拡大基調が続いているものの、市場規模が拡大したことから、その伸長率は鈍化傾向となっております。特に、テレビ通販市場は、今後も横ばい傾向が継続することが見込まれます。 このような環境下、当社は次期において、既存の強みであるテレビメディアを中心としたダイレクトマーケティング支援サービスを強化するとともに、新たなビジネスを構築することにより、将来における売上および利益の拡大の基礎づくりを目指してまいります。なかでも、今期に実施したテストマーケティングを経て、下記の各ビジネスの推進を当社の新たなビジネスの構築における中期的な成長戦略として位置付け、積極的に取り組んでまいります。 1.WEBビジネスの推進 2.CRMビジネスの推進 3.国際ビジネスの推進 また、当社は次期において、上述した各事業戦略を推し進めるために必要な体制づくりと人材づくりに注力することにより、将来における売上および利益の拡大の基礎づくりを確実に遂行してまいります。よって次期より、経営体制を強化するとともに、当社の成長戦略と位置付けた各ビジネスを推進する、WEBビジネス推進室、CRMビジネス推進室および国際ビジネス推進室を新設いたします。 なお、当社は引き続き高い成長を目指してまいりますが、次期については、上述した各事業戦略の基礎づくりに注力すること等により、売上高の減少を見込んでおります。また、テレビCM市場の活況に伴い予想されるテレビCM枠および一部テレビ番組枠の仕入価格の上昇等により、売上原価の増加を見込んでおります。加えて、上述した体制づくりと人材づくりのための人員の増強に伴い予想される人件費の上昇等により、販売管理費の増加を見込んでおります。 ---引用終了--- 次に、株価と指標をみてみる。 現在値は、877円 予想PERは、8.20倍 実績PBRは、0.83倍 予想利回りは、2.28% 1株あたり正味流動資産は、1063円 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/04/02 10:47:40 AM
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