テーマ:卸売業(828)
カテゴリ:卸売業
【決算】10月
【設立】1949.11 【上場】1991.6 【特色】電線専門商社、オーナー経営。昭和電線が最大仕入れ先。即納強み。売上高は銅価と連動性高い 【連結事業】電線・ケーブル98(4)、他2(2) 【伸び悩む】好採算のFA機器向けは自動車業界の設備投資活発で上向き。建設向けも関西中心に大きく伸長。物流費等経費削減進むが、粗利率低い建設向け比率高まり営業益伸び悩む。13年10月期はFA機器向け続伸、建設向けも復興需要立ち上がる。 【タ イ】電動フォークリフトの海外需要拡大でタイ充電機製造子会社の生産伸長。ハーネス加工等新規分野の着手にも意欲。 (会社四季報2012年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、泉州電業(9824)について書かれたもの。 保有銘柄であり、10月決算の会社なので、見ておきましょう。 関連日記(2012年6月13日) まず、売上高の推移を見てみる。 単位は、百万円。 2009年10月期 44,639 2010年10月期 51,719 2011年10月期 64,206 この期間では、2期連続増収中である。 次に、今期の業績予想を見てみる。 売上 65,000(+1.2%) 営益 2,640(+1.1%) 経益 2,820(+0.4%) 純益 1,600(+1.1%) 1株益 152.74円 と、増収増益予想である。 ただ、3Q売上の前年同期比は、+0.2%に止まっており、未達懸念がある。 次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。 20年10月期 36円・384百万円・13.0%・1.5% 21年10月期 20円・213百万円・836.8%・0.8% 22年10月期 20円・213百万円・23.2%・0.8% 23年10月期 30円・314百万円・20.0%・1.1% 24年10月期 32円・---・21.0%・--- 21年10月期は配当性向が100%超の無理配である。 この時の当初の配当予想は32円だったが、20円に減配していた。 よって、業績によっては減配をする傾向があるので、注意が必要だ。 次に、株主優待を見てみる。 去年の6月2日に新設で、10月末の株主が1000円の図書カードを頂けるというもの。 新設した理由の一つが、株主数を増やして東証1部昇格目指すためと思われるので、株主数と時価総額を見ておきましょう。 ■まず、2012年6月13日の日記によると ・株主数は、3,912名。 ・時価総額は、103億円。 ■次に、四季報最新号によると ・株主数は、2,963名。 ・時価総額は、105億円。 したがって、株主数は減っているようである。 まあ、それでも3,000名に近いので、少ないということはないだろう。 最後に、株価と指標を見てみる。 現在値は、996円 予想PERは、6.52倍 実績PBRは、0.35倍 予想利回りは、3.21% 1枚保有時の予想総合利回りは、4.22% 追記としては、 今期の減配はないと思うが、1枚保有から買い増す気はないので、それほど気にはしていない。 総合利回りが4%を超えること、東証1部昇格の可能性があること、などから、当分は保有継続で臨みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/09/28 08:12:19 PM
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